日本工業大学

日本工業大学と宮代町の産学官連携事業「ミヤシロまちプロジェクト【まちプロ】」がスタート

大学ニュース  /  産官学連携  /  学生の活動  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

日本工業大学の学生とキャンパスが立地する地元・宮代町(埼玉県)が連携し、学生のアイデアを商店街活性化や観光振興に活かす取り組みが始まった。同大学生たちが改築された空き店舗を拠点に、町内飲食店などの案内サービスとベンチの受注生産を行う2つの事業を展開している。

 この2事業は、昨年開催された同大の「第6回ビジネスプランコンテスト」の応募プラン194件の中から選ばれた優秀作品である。学生がビジネスとして実践する産学官連携事業として、宮代町が店舗の家賃を負担する形で支援を行っている。店舗は同大の最寄り駅である「東武動物公園駅」西口前に8月25日にオープンした。

[町内の飲食店等の案内サービス]
 商店街の飲食や物販など23店舗の詳細情報を、「まちプロ」店内に設置した端末のタッチパネル=「みやナビ」で簡単に検索出来るようにするもの。年間の掲載料は店舗あたり5千円。今後は50店舗に増やしていく予定。

[学生と町を結ぶ間(あわい)のベンチの受注製作]
 町内の商店や公共施設などに配置する、町民や観光客が語らうためのベンチの注文を学生が受け、デザイン・制作するという仕組み。この10月から受注を開始した。

 今後は、町内の子ども達を対象とした「ミニものづくり体験」、木工に親しむ「ワークショップ」などのイベントも開催予定。

■ビジネスプランコンテスト詳細ページ
 http://www.nit.ac.jp/center/cooperation/iu.html 

▼本件に関する問い合わせ先
 日本工業大学 総務部広報室
 TEL: 0480-33-7519(直通)
 E-mail: kouhou@nit.ac.jp

3557 店舗外観

3558 店舗内部で作業する学生