追手門学院大学

学校法人追手門学院が、R&I社の格付け「A」を維持――9年連続の「A」評価に

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学校法人追手門学院は、株式会社格付投資情報センター(以下、R&I 社)の発行体格付け「A」(シングル エー フラット)を、10月10日付で維持し、15日付で公表した。同学院は2004 年の初取得以来、毎年「A」を維持しており、今年で9年連続となる。

 格付けは、追手門学院大学・大学院、追手門学院中・高等学校、追手門学院大手前中・高等学校、追手門学院小学校、追手門学院幼稚園を設置する学校法人追手門学院全体の評価。「A」は21 段階ある評価の上位から6 番目にあたり、「信用力は高く、部分的に優れた要素がある」という内容である。

※発行体格付けは、発行体が負うすべての金融債務についての総合的な債務履行能力に対するR&I社の意見であり、同学院では財政の健全性を表す評価としてとらえている。

【Aの理由】
 学校法人追手門学院全体の収入(帰属収入)の約78%が学生生徒等納付金(学生生徒等から徴収する授業料、入学金等)。その約75%が大学の学生生徒等納付金である。ここ数年、大学入試の総志願者数が減少しているものの、組織改革が進んでいること、徹底した経費削減を伴う経営改革を行っていること、無借金経営を続けていることなど、財務構成が良好であることが挙げられる。

【格付けを取得する目的】
 追手門学院が格付けを取得している目的は二つある。
(1)学院の財政政策や大学の学部学科改革を中心とする教育改革に対して、客観的な評価を受け、今後の経営改革と教育改革をより一層進めるため。
(2)教育・研究活動を継続する上で、基盤となる財務状況や経営状況等事業活動全般を積極的に公開し、社会に開かれた学校としての責任を果たすため。

【結果についての追手門学院のコメント】
 収入の大部分を占める大学の志願者数の減少に歯止めがかかっていないものの、優良な財政状態と経営・教学両面の改革が進んでいることが評価されました。安定した学校経営を維持しながら今後更に一層の改革に努め、在校生、保護者、卒業生、教職員、地域の皆様により信頼される学校づくりに取り組んでいきます。

(参考記事)
 学校法人追手門学院がR&I社の格付け「A」を維持(2011年)
 http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=3257

▼本件に関する問い合わせ先
 追手門学院 理事長室
 TEL: 072-641-9590(福田・谷ノ内)