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多摩大学村山貞幸ゼミの「日本大好きプロジェクト」は、東京ミッドタウン(事業者代表:三井不動産株式会社)が10月19日(金)~21日(日)まで主催する「和紙キャンドルガーデン~TOHOKU2012~」の企画・運営に携わる。これは、学生らが被災地で集めたメッセージを、手製の和紙キャンドルで表現するというもの。被災地37市町村、1480人の「生の声」を展示する。入場無料。
多摩大学村山貞幸ゼミの「日本大好きプロジェクト」は、2008年9月より日本の伝統文化を伝承していく活動を始め、2012年9月28日現在、幼稚園・保育園・児童館・その他高齢者施設などで829回(年200回以上)の訪問型イベントを開催。日本の伝統文化に触れることで、日本を深く理解し、心から「大好き」になってもらうことを目指している。
その活動が経済産業省主催「社会人基礎力育成グランプリ2011」にて認められて全国優勝を果たした。
こうした中、同プロジェクトは昨年、東京ミッドタウンにて「和紙キャンドルガーデン~東北の力・世界の力」を実施し、6000名を超える来場者に東日本大震災での被災地の声を届けた。
しかし、一般に報道されている被災地の現状はごく一部の地域であることに疑問を抱いた同プロジェクトは、その後も被災地を歩き続け、ゼミ生全員47名が訪れた被災地は37市町村に達した。
被災地の人々が「震災のことを忘れないでほしい」と今も強く思っていることを知り、現地の声を届けることの必要性を強く感じた学生らは今年、訪れた被災地の人々のすべてのメッセージを手漉き和紙キャンドルで表現することを決めた。
学生らは訪れた被災地で学生が1枚1枚、心を込めて漉いた和紙に手書きされた1480にのぼるメッセージを集めた。
当日は、被災者の生の声をのせた手漉き和紙キャンドルを、「絆」や「繋がり」を意味する日本の伝統紋様「七宝」の形に配置。被災地からのメッセージを伝えるともに、被災地を訪問した学生らがメッセージをいただけなかった被災地の人々の思いも言葉にして伝える。
◆和紙キャンドルガーデン~TOHOKU2012~
【期間】
平成24年10月19日(金)・20日(土)・21日(日)※入場無料
*プレスデイ: 平成24年10月18日(木)(キャンドル設置開始14時、点灯開始16時、完全点灯17時、点灯終了20時)
【時間】
17時~21時 ※雨天中止
【会場】
東京ミッドタウンミッドタウン・ガーデン芝生広場
〒107-0052東京都港区赤坂9-7-1
【アクセス】
都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木駅」8番出口より直結
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約3分
東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩約10分
【主催】
東京ミッドタウン
【企画・運営】
多摩大学村山貞幸ゼミ「日本大好きプロジェクト」
【演出コンセプト】
「和紙キャンドルガーデン~TOHOKU2012~」では、被災者の現状を、手漉き和紙キャンドルにのせた被災者のメッセージ、リーフレット、そして私たち学生とのコミュニケーションによって感じていただきます。
【演出詳細】
〈~TOHOKU2012~〉
イベントのメインエリア(芝生広場)です。和紙キャンドルは「絆」「繋がり」を意味する「七宝」の形に並べます。多摩大学村山貞幸ゼミ「日本大好きプロジェクト」の学生が東北37市町村に足を運びメッセージを書いていただいた1,480枚の和紙で、和紙キャンドルを創ります。私たちは、被災地37市町村に足を運び、多くの被災者の方々からお話を伺いました。そして、そこには「被災地」という言葉でくくることはできない、37市町村、1,480人の物語があることに気づきました。しかし、同時に被災者の皆様が直接的、間接的に強い絆で結ばれていることを強く印象づけられました。その「絆」は、和紙キャンドルを「七宝」の形に配置することで表現されます。日本の伝統紋様である「七宝」は、「絆」「繋がり」を意味するデザインです。紙包みや食器など日常的に目にする紋様ですので、それに触れるたびに、震災のこと、被災者の強い絆のことを思い出していただきたいと強く願っています。
〈リーフレット〉
被災地では、「メッセージなど書けない!」と怒りを露わにされた方々も多数いらっしゃいました。そのお話を合わせると、物語は約1,700にものぼります。和紙メッセージをいただけなかった方々のお話は、私たちが作成したリーフレットに記載してあります。また、当日会場で私たちが直接お話をさせていただきたいと思います。
〈和紙キャンドルロード〉
外苑東通りからミッドタウン・ガーデンの道に約1500個の和紙キャンドルを配置します。メインの芝生広場へつながる、誘導の灯です。キャンドル和紙は、芝生広場の和紙も含め私たちが一枚一枚心を込めて漉いております。
●『日本大好きプロジェクト』について
主なイベント内容: 工芸(紙漉き、藍染め)、演劇・音楽(三曲、手影絵、狂言、紙芝居)、武道(空手、剣道)、茶道、書道、将棋、ちぎり絵、水墨画、折り紙、投扇興、俳句かるた、竹鉄砲、南京玉すだれ、扇子作り など
イベント実績: 東京ミッドタウン(2010,2011)、二子玉川ライズ(2011,2012)、増上寺(2010,2011,2012)、神明宮(2010) など
▼本件に関する問い合わせ先
〔多摩大学学長室〕
TEL: 042-337-7300
FAX: 042-337-7101
E-mail: koho@gr.tama.ac.jp
〔広報担当〕
古賀 E-mail: npj.koga0619@gmail.com
〔多摩大学村山貞幸ゼミ日本大好きプロジェクト〕
URL: http://www.nippon-daisuki.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 多摩大学 |
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URL https://www.tama.ac.jp/ |
住所 東京都多摩市聖ヶ丘4-1-1 |
多摩大学は、開学以来の伝統である”実学”を柱にゼミを中心とした多彩な教授陣が人間を育てる大学です。アジアダイナミズムと正面から向き合い、デジタル・トランスフォーメーション時代に活躍できる、また100歳人生をも見据え、仕事のみならず人間としての生き方、思想・哲学・宗教・価値観も含めて、どのように人生を生きていくのかを体系的に考えさせ、「社会人として生き抜く知力」を身に付けた人材を世の中に送り出します。世界を見渡し転換期を生き抜く「全体知」を身に付け、21世紀を主体的に生きる人間を創造する実績を目指します。 |
学長(学校長) 寺島 実郎 |