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創立60周年を迎える野上記念法政大学能楽研究所が、11月18日(日)にシンポジウム「能の所作を考える」を開催

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野上記念法政大学能楽研究所は11月18日(日)、創立60周年を記念してシンポジウムを開催する。副題を「通底するもの・際だつもの」とし、能を能たらしめている特徴とは何かなど、最新の研究成果も報告する予定。入場無料(定員100名)、事前申込不要。

 これは、日本の伝統芸能である能や狂言の所作について、幅広い視野の中で考えてみようという企画。同研究所で近年進めてきた能の所作や型付に関する研究の成果報告でもあり、様々な分野から講師を招聘してその豊かな経験や最新研究の報告も行う。

◆野上記念法政大学能楽研究所シンポジウム「能の所作を考える」
■日時:2012年11月18日(日)10:00~17:30(開場 9:30)

■会場:法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 スカイホール
(千代田区富士2-17-1)JR・地下鉄 飯田橋駅または市ヶ谷駅 徒歩約10分

■入場料:無料

■申込:不要。直接会場へお越しください

■定員:100名(定員に達し次第締切)

■プログラム:
◎午前の部(10:00~11:50)
 講演 狂言の「型」 ―表現法の本質に迫る―
     ヒーブル・オンジェイ 茂山千五郎家狂言研修生、なごみ狂言会チェコメンバー
 講演 身体運用の根幹を知る ―背・大腿・股関節―
     甲野 善紀  武術研究者

◎午後の部(13:10~17:30)
 研究報告 文理融合による能の所作研究
     中司 由起子 法政大学能楽研究所 兼任所員
 対談 能の所作と伝承
     観世 銕之丞 能楽シテ方観世流
     山中 玲子  法政大学能楽研究所 教授(聞き手)
 対談 歌舞伎の所作・踊りの所作
     中村 京蔵  歌舞伎俳優
     児玉 竜一  早稲田大学文学学術院教授(聞き手)
 全体討議

*野上記念法政大学能楽研究所とは
斬新な視野から能楽研究に新分野を開拓した元法政大学総長・野上豊一郎博土の学内外における功績を記念し、博士没後二年目の1952年4月に創設。能楽(能・狂言)に関する総合的研究機関として、その歴史的変遷を調査・研究するとともにその芸術性を解明し、蒐集した蔵書資料を公開するなど能楽研究の発展と能楽の振興に寄与してきた。今年、創立60周年を迎える。

▼本件に関する問い合わせ先
 野上記念法政大学能楽研究所
 TEL: 03-3264-9815