東京工科大学

東京工科大学メディア学部が2月23日に、連続講座「メディア学が創る豊かな文化」を開催――第1回のテーマは「メディアコンテンツが切り開く未来」

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東京工科大学メディア学部は2月23日(土)に、秋葉原にて連続講座「メディア学が創る豊かな文化」の第1回「メディアコンテンツが切り開く未来」を開催する。当日はメディアに関する講演や教研究成果、作品展示などを行う予定。参加費無料、事前申し込み不要。

 この連続講座は、モノの豊かさや高品質化・効率化を目指してきたIT社会から、安心して生活できる社会や心豊かにする文化を持つ社会を目指す「メディア学」について学ぶことを目的としている。当日はデジタルメディアを利用したコンテンツ制作技術やソーシャルメディアを利用した電子書籍の開発、メディアを活用した新しいビジネスなどの話題をもとに、メディア学が創る新たな未来を考える予定。

◆第1回 メディアコンテンツが切り開く未来
 インターネットとデジタル技術が発展し、さまざまなコンテンツの制作が一部の専門家だけにとどまらず、一般の人たちも絵を描いたり、アニメーションを制作したり、ゲームを制作したりできる環境が拡大してきています。本講座では、新たに世界に発信する新しいメディアコンテンツとその技術について講演と展示を行います。

■期日:2013年2月23日(土曜日)
■場所:秋葉原 富士ソフトビル6階 富士ソフト アキバプラザ 【入場無料】
■主催:東京工科大学メディア学部
■講演 13:30-15:00 セミナールーム1
ご挨拶:13:30-13:35 飯田 仁 (東京工科大学メディア学部長)

◎13:35-14:20
 講演題目「なぜいまメディアなのか?コンテンツなのか?」
 原島 博 (東京大学名誉教授)
 コンピュータは最初は科学技術計算を目的としていました。それが企業の情報化の基盤となり、パソコンが登場して個人の情報化を担いました。そしていま、インターネットの時代になって社会の情報化が進んでいます。この講演では、ここ数十年の情報メディア技術のめざましい進化の歴史をたどりながら、これからのメディア、そしてコンテンツが目指す方向を探ってみたいと思っています。

◎14:20-15:00
 講演題目「体験をデザインするデジタル・コンテンツ」
 安本 匡佑(東京工科大学助教)/藤本 実(東京工科大学助手)
 コンピュータを具体的な「モノ」やジェスチャーによって操作するインターフェースが、ゲーム機などを代表に一般的に見られるようになってきています。我々のプロジェクトでは、そうしたアプローチをとりながら、単に使いやすさを追求するのではなく、新たな「体験」をデジタル・コンテンツによって創り出す試みを行いたいと考えています。この講演ではそうした試みをいくつか紹介し、メディア・コンテンツとして我々が目指すものについてお話しいたします。

■展示:15:00-18:00 セミナールーム5, セミナールーム6
 教員の研究成果、学生の研究・作品紹介を多数展示します。

主な展示:
・マルチディスプレイ・インターフェース「Pinch」
http://www.teu.ac.jp/information/2013.html?id=15

・「ももいろクローバーZ」のミュージックビデオに提供した無線ELワイヤー制御システム
http://www.teu.ac.jp/press/2012.html?id=128

・「光弾の射手 The Light Shooter」
http://www.teu.ac.jp/information/2012.html?id=127

・メディア学大系「メディア学入門」(コロナ社)の書籍展示
http://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339027815/

▼本件に関する問い合わせ先
 東京工科大学 広報課
 〒192-0982 東京都八王子市片倉町1404-1
 TEL: 042-637-2119
 FAX: 042-637-2059
 E-mail: pr(at)so.teu.ac.jp(広報課)
 ※(at)は@に置き換えてください。

3880 マルチディスプレイ・インターフェース「Pinch」

3881 「ももいろクローバーZ」のミュージックビデオに提供した無線ELワイヤー制御システム

3882 「光弾の射手 The Light Shooter」

3883 メディア学大系「メディア学入門」(コロナ社)の書籍展示