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神奈川大学の東日本大震災被災地支援活動「KU東北ボランティア駅伝」、ボランティア参加者が2000人を突破

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神奈川大学による東日本大震災被災地支援活動「KU東北ボランティア駅伝」のボランティア参加者が、このたび2000人を突破した。(総数:2013年2月1日現在 2026名)

 「KU東北ボランティア駅伝」は、震災後の2011年4月28日より神奈川大学が継続的に実施している東日本大震災の被災地支援活動。岩手県遠野市沿岸被災地後方支援室や遠野まごころネット(NPO団体)などと連携し、在学生・教職員・卒業生らを中心としたボランティアを毎週末バスで被災地へ派遣。その名のとおり支援の襷(たすき)をつなげてきた。

 活動内容は、瓦礫処理や農園整備などのハードボランティアから、被災した議会資料の修復や寄贈図書の仕分け作業、お年寄りとのお茶会開催などまで多岐にわたるが、参加した学生たちは、いずれも被災地の現状を肌で感じ、キャンパス内では経験することのない貴重な体験をしてきている。

 震災から約2年が経過し、記憶の風化とともに被災地への支援が途切れてきている中、同大の「KU東北ボランティア駅伝」は単なるボランティアという枠組みを超え、学生の成長にもつながる大学ならではの体験型教育活動の取り組みとして、2013年度も継続的に被災地支援を続けていく予定。

※神奈川大学東日本大震災被災地支援室では、「KU東北ボランティア駅伝」の活動をまとめた記録集、『大学生、ボランティアの襷をつなぐ-もうひとつの駅伝物語-』を発刊している。

▼本件に関する問い合わせ先
 神奈川大学 東日本大震災被災地支援室
 TEL: 045-481-5661(代)
 http://disastersupport.kanagawa-u.ac.jp/

3884 被災した議会資料の修復作業の様子