工学院大学

工学院大学が新宿・八王子地域との防災・減災対策の連携強化へむけた協定を締結――大学と地域との連携がつくる「災害に強いまち」

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学校法人工学院大学(理事長・高田 貢)は、新宿区や八王子市において、大学を地域防災拠点とし、地域社会と連携した様々な取り組みを広く展開してきた。こうした取り組みをより一層強化していくために、このたび自治体・地域と包括的な防災・減災対策に関する協定を締結。今回の協定締結は先駆的な試みであり、大学の社会貢献モデルとして全国の大学へ波及していくことが期待される。

■2012年12月27日、新宿区と「新宿区と学校法人工学院大学との防災・減災対策の相互連携に関する基本協定」および「帰宅困難者一時滞在施設の提供に関する協定」を締結した。区が包括的な防災・減災対策の相互連携に関する協定を大学と締結するのは初めて。なお、帰宅困難者の受入に関する協定については、早稲田大学、東京理科大学に続き、3大学目となる。

○新宿区と工学院大学の基本協定について
「防災・減災対策の相互連携に関する基本協定」
 連携強化により、災害から逃げないですむまちづくりを進めることを目的として締結。協定には、防災・減災対策の推進、防災・減災の研究、新宿駅周辺の防災まちづくり、防災・減災に係る人材の育成などで、たがいに連携協力することを定めている。

「帰宅困難者一時滞在施設の提供に関する協定」
 災害により交通機関が正常な機能を失い、帰宅困難者が発生した場合に、地域の混乱を回避し帰宅困難者の安全を確保するため、同大の施設の一部を「帰宅困難者一時滞在施設」として提供するもの。区が要請した場合、大学が速やかに施設の状況等を調査し、使用可能な施設を原則として災害発生から3日間提供することなどを定めている。

■2013年2月19日には、八王子キャンパスと隣接する中野町甲和会町会との連携強化をより一層推進していくために、「中野町甲和会と学校法人工学院大学との防災・減災対策の相互連携に関する基本協定」を取り交わした。八王子市では初めての試み。締結式には中野町甲和会、八王子消防署、八王子市も参列し、災害に強い地域づくりをめざし、固い握手をかわした。

○八王子市中野町甲和会と工学院大学の基本協定について
新宿区との「防災・減災対策の相互連携に関する基本協定」に準じる。

●協定内容の詳細、締結式の様子は、別紙をご参照下さい

▼本件に関する一般の方の問い合わせ先
 新宿キャンパス総務課 担当/岡本
 TEL: 03-3340-0121
 八王子キャンパス総務課 担当/遠藤
 TEL: 042-628-4881

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先    
 総合企画部広報課 担当/山口 塩谷
 TEL: 03-3340-1498
 E-mail :  gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp

3930 新宿区 締結式:締結書への署名

3932 新宿区との締結書

3937 八王子中野町甲和会 締結式:締結書への署名

3936 八王子中野町甲和会との締結書