摂南大学

摂南大学生が3月16日~19日まで、和歌山県すさみ町の中山間地域の高齢者宅を回る「見守り隊」を結成――「なんでもやる隊」活動第2弾

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摂南大学(学長:今井光規)は和歌山県すさみ町と、過疎地域の振興や学生のフィールドワークなどに関する包括連携協定を結んでおり、「若い力で活性化したい」と学生らが中心になってさまざまな活動を展開している。3月16日(土)~19日(火)には、同大のサークル団体「ボランティア・スタッフズ」と「テクノ・スタッフ」の学生約60人で組織する「なんでもやる隊」が、先月に続き同町の中山間地域(佐本地区)にて高齢者の見守り活動を実施する。

 摂南大学(学長:今井光規)は、2010年3月3日に和歌山県すさみ町と包括連携協定を締結した。この協定に基づき、自ら課題を発見し解決策を社会に実践・還元するPBL(Problem Based Learning)型学生プロジェクト「過疎地域を大学生の力で活性化するプロジェクト」を発足。地域住民や役場関係者の支援を得、過疎と高齢化問題を抱える同町に貢献する活動を展開している。

 このたびの活動は、同プロジェクトの一環で行うもの。同大のサークル団体「ボランティア・スタッフズ」と「テクノ・スタッフ」の学生約50人と教職員が「なんでもやる隊」として、廃校となった旧佐本小学校を滞在拠点にさまざまな連携活動を展開する。

 3月18日(月)には7班に分かれて「見守り隊」を結成し、手作りのラスクを持参して限界集落に住む独居高齢者宅を回る。見守り隊は後輩らに活動を確実に引き継ぐために「見守りマップ」を作成し、今後の継続的な活動に役立てる。

 また、滞在中、学生らは地域住民や役場職員らと連携し、同町内で開催する2つの祭りを若い力で盛り上げる予定。

◆3月16日(土)~19日(火)の滞在中の主なスケジュール
 滞在宿泊場所:旧すさみ町立佐本小学校(和歌山県西牟婁郡すさみ町佐本中86)
 参  加  者:摂南大学学生 ボランティア・スタッフズ(文化系クラブ)56人、
 テクノ・スタッフ(理工学部の技術系中心)6人ほか、教職員3人

【実施概要】
 3月16日(土)
 13:00    すさみ町到着

 3月17日(日)
【すさみ町総合センター】
 9:00~16:00 「いきいきふれ愛まつり」で運営のボランティア活動

【すさみ漁協、水揚げ場】
 10:00~15:30 「すさみケンケンかつお祭り」で運営のサポートと模擬店出展

 3月18日(月)
 13:00~17:00  3人1組7班に分かれ「見守り隊」を結成。手作りのラスク持参で、7地区の高齢者のお宅を訪問
 また、別動隊が下記活動を展開
 ・「から(空)滝山道」の清掃
 ・県道沿いの看板修理取り付け
 ・しいたけ栽培体験

 3月19日(火)
 12:00   すさみ町出発

■□すさみ町でのボランティア・スタッフズなどの学生の主な年間活動の取り組み□■
 2月  なんでもやる隊活動
 3月  なんでもやる隊活動、すさみケンケンかつお祭り運営支援
 5月  イノブータン王国建国祭運営支援
 7月  ビルフィッシュトーナメント運営支援、バリアフリーまつりinすさみ運営支援
 8月  忍者キャンプの実施(すさみ町と大阪の小学生による自然体験教室)
    220年以上続くお盆の地元伝統行事「佐本川柱松(祭り)」2011年から継承実施

▼本件に関する一般の方の問い合わせ先
 摂南大学地域連携センター(担当:小出)
 〒572-8508 大阪府寝屋川市池田中町17-8
 E-mail: chiiki@ofc.setsunan.ac.jp
 TEL: 072-829-0385

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 学校法人 常翔学園 広報室 (担当:油井、木村)
 TEL: 06-6954-4026