摂南大学

摂南大学薬学部附属植物園が、4月27日に「春の薬草見学会」を開催――季節の薬草を楽しめる恒例のイベント

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摂南大学(学長:今井光規)薬学部附属薬用植物園は4月27日(土)、「春の薬草見学会」を開催する。これは、毎年春・夏・秋の3回、一般の人を対象に行っている恒例のイベント。当日は専門の教員による案内のもと、ミツガシワ、ヒキノカサ、オニグルミ、ボタンといった季節の植物が鑑賞できる。また、生薬学研究室の学生らが用意したハーブティーや健康茶の体験も予定。参加費無料、事前申し込み不要。

 摂南大学薬学部附属植物園は1983年、学生と教職員の教育・実習および研究を目的として、薬学部と看護学部が学ぶ枚方キャンパスに開設された。園内は温室のある標本園と樹木園に分かれており、約1万平米の広大な敷地に、暖温帯に生育する薬草など約1,500種類の植物を栽培している。
 このうち、標本園では日本薬局方収載生薬の基原植物(生薬の原材料)を中心に育てており、温室では亜熱帯地域の薬用植物、有用植物(食用のほか建築、工芸、薬剤などに用いられる人間の生活に役立つもの)を栽培。樹木園ではウメ、モモ、アンズといった、食用としても薬用としても有用な木本類をはじめ、ダイダイ、ハッサクなどの柑橘類、ホオノキ、モクレンなどのモクレン科植物や薬用樹木などを植栽している。
 また、稀少植物であるヒスイカズラ、ムニンノボタン、カンアオイ類を、遺伝子資源保護の目的で栽培している。

 同園が毎年開催している「薬草見学会」では、薬学部の教員が参加者を案内し、こうした薬草について説明を行う。また、生薬学研究室の学生らが用意したハーブティーや健康茶が体験できるなど、参加者から毎回好評を得ている。

 今回の見学会ではミツガシワ、ヒキノカサ、オニグルミ、ボタンなどが見ごろで、ほかではあまり見られない植物の見学も企画している。

◆春の薬草見学会
【日時】
 2013年4月27日(土)13:00~15:30(小雨決行)

【場所】
 摂南大学薬学部附属薬用植物園
 大阪府枚方市長尾峠45-1
 TEL: 072-866-3136】
 http://www.setsunan.ac.jp/~p-yakuso/index.htm

【その他】
 参加無料、事前申し込み不要

▼本件に関する一般の方の申し込み・問い合わせ先
 摂南大学地域連携センター(担当:小出)
 〒572-8508 大阪府寝屋川市池田中町17-8
 TEL: 072-829-0385
 FAX: 072-829-7888
 E-mail: chiiki@ofc.setsunan.ac.jp

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 学校法人常翔学園広報室(担当:油井、木村)
 TEL: 06-6954-4026