駒澤大学

駒澤大学禅文化歴史博物館が、8月4日まで大学所蔵考古資料展「東アジアの考古学」を開催――6月14日には関連セミナーも

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駒澤大学(東京都世田谷区)駒沢キャンパス内にある禅文化歴史博物館では、5月13日(月)~8月4日(日)まで同大所蔵の考古資料展「東アジアの考古学」を開催している。期間中は「金銅仏立像」や「蓮華文軒丸瓦」「天目茶碗」など、仏教や禅の伝来に関する考古資料のほか、中国三代(夏・殷・周)で煮炊きに用いられたうつわ「鬲」(れき)を展示。東アジアにおける宗教や文化の変遷を紹介する。また、6月14日(金)には関連セミナー「中国三千年の土器を探る―煮炊きのうつわ『鬲(れき)』―」も開催予定。いずれも入場無料、事前申し込み不要。

 駒澤大学禅文化歴史博物館の企画展「東アジアの考古学」では、常設展示室(1F)の一部と企画展示室(2F)において、「東アジア」をキーワードとした展示を行う。
 常設展示室では「仏教の考古学」「禅の考古学」をテーマに、古代東アジアにおける仏教の東伝と中世における禅宗の伝来を、同館所蔵の考古資料からみる。企画展示室では、同大学考古学研究室所蔵の中国三代(夏・殷・周)の煮炊きのうつわ「鬲」(れき)を中心とした展示を行う。中国において初期王朝が誕生する夏・殷・周代における生活の土器の中心でありながら、統一王朝が出現する秦・漢の時代には使用の痕跡が乏しくなる「鬲」とは何かを紹介する展示となっている。

 企画展および関連セミナーの詳細は以下のとおり。

◆企画展「東アジアの考古学」
【期間】2013年5月13日(月)~8月4日(日)<入館無料>
    ※土・日祝日開館日 5/18・25・26 、6/15、7/7・14・15・20、8/3・4
【場所】駒澤大学駒沢キャンパス 禅文化歴史博物館
    (東急田園都市線「駒沢大学」駅下車。「公園口」の出口を出て、徒歩約10分)
【共催】駒澤大学考古学研究室
【後援】世田谷区教育委員会/日本考古学協会/日本中国考古学会

◆第30回 禅博セミナー「中国3000年の土器を探る―煮炊きのうつわ『鬲(れき)』―」
【講師】飯島 武次(同大文学部歴史学科教授)
【日時】2013年6月14日(金) 16:30~18:00
【会場】駒澤大学駒沢キャンパス 中央講堂
    (東急田園都市線「駒沢大学」駅下車。「公園口」の出口を出て、徒歩約10分)
【参加費】無料 定員80名(予約不要)
【問い合わせ先】禅文化歴史博物館事務室/TEL: 03-3418-9610

▼本件に関する問い合わせ先
 駒澤大学総務部広報課
 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
 TEL: 03-3418-9828
 FAX: 03-3418-9017
 E-mail: koho@komazawa-u.ac.jp
 http://www.komazawa-u.ac.jp/

4187 企画展『東アジアの考古学』ポスター

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