テンプル大学ジャパンキャンパス

テンプル大学ジャパンキャンパスが誇る開校以来の「グローバル人材」育成――(1)米国本校と同じ学位が取得できる「国内留学」

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テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク、以下テンプルジャパン)は1982年の開校以来、一貫したグローバル教育により、多くの人材を輩出してきた。大学学部課程および大学院課程の授業はすべて英語で行われ、約60カ国から集まる学生らと討論し、考える力を養うリベラルアーツ教育を展開。日本にいながらにして「米国教育」が受けられるテンプルジャパンのグローバル教育を紹介する。

 テンプル大学は米・中部教育認定協会から認定を受けた、ペンシルベニア州立の総合大学。同州内7カ所のキャンパスに加え、ローマおよび東京にキャンパスを持っており、学生数は約37,000名。全米の公立4年制大学中30位以内の規模を誇る。
 「テンプル」の名前は、同大の前身である夜間学校が教会(バプティストテンプル)に開設されたことに由来しており、宗教とは無関係の大学である。

 同大では2つの準学士号分野、139の学士号分野、124の修士号分野、51の博士号分野、および専門教育分野(歯学、法学、医学、薬学、足病治療学)に7つの専門教育プログラムを整備するほか、大学附属病院も運営している。イギリスのタイムズ紙が発行している高等教育情報誌『Times Higher Education』の世界ランキング(2012~2013)では「Top 400 World Universities」の一つとして選ばれ、早稲田大学や慶應義塾大学などと同じ351-400位のグループに位置付けられている。

 テンプル大学の日本校であるテンプルジャパンは1982年、東京に開校。翌1983年に、アメリカの大学教育を提供する場として大学学部課程を開設した。2005年には、文部科学省から日本で初めて「外国大学の日本校」として指定され、日本の大学・大学院への編入・進学の際に単位や卒業資格が正式に認められるようになったほか、単位互換も可能となった。また、この指定により外国人学生への留学ビザ発給が可能になり、2005年以降欧米を中心とした長期留学生の数が飛躍的に増えている。現在は大学学部・大学院課程に約1,000名、英語研修課程や生涯教育プログラムの受講生を含めると約1,900名の学生が、約60カ国から集まっている。

 テンプルジャパンでは、米国本校から承認された教員らが大学学部課程および大学院課程のすべての授業を英語で行っている(※)。取得できる単位および学位は米国本校と全く同じであるため、国内にいながらにして米国大学卒の資格を得ることができる。学事暦ももちろん米国本校と同じで、原則として春・夏・秋の年3回の入学・卒業時期がある。

 学部課程では米国大学の特徴そのままに、少人数制クラスによるリベラルアーツ教育を実施。国際ビジネスや国際関係、経済、コミュニケーション、アート、心理研究、アジア研究など10の分野が専攻可能だ。学部課程教員の7割以上、学生の6割以上が約50カ国から集まる外国人というテンプルジャパンならではのグローバルな環境で、自ら調べ、考え、討論することを通して、「深い学び」を実現し、理論的・創造的な思考力およびコミュニケーション力の養成を図っている。

※外国人向けの日本語クラスは日本語で指導している。

(参考)テンプルジャパンの教育プログラム一覧
 http://www.tuj.ac.jp/jp/programs/program-chart.html

▼本件に関する問い合わせ先
 テンプル大学ジャパンキャンパス広報部
 〒106-0047 東京都港区南麻布2-8-12
 TEL: 03-5441-9801
 FAX: 03-3452-3075
 E-mail: tujpr@tuj.temple.edu


4417 フィラデルフィア市街の北に位置するテンプル大学メインキャンパス

4418 発祥の地、バプティストテンプル教会