工学院大学

工学院大学が日本初の「ハイブリッド留学プログラム」をスタート――言葉の壁をなくし、参加しやすいグローバル人材育成プログラムを実現

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工学院大学は、他大学に前例のない先進的な取り組みである「ハイブリッド留学プログラム」を開始する。専門科目は同大担当教員が渡英して行い、滞在中の生活は、ホームステイを通して英語で過ごすという、ハイブリッド環境による留学が最大の特徴である。従来の留学は、語学習得と同時に現地の言葉で専門科目を受講しなければならず、単位取得が容易ではない。加えて、留学時に高い語学力が要求されるが、同大はそうした要件を必要とせず、長期間のホームステイと現地イギリス・カンタベリー市で開講される英語教育により、語学力の向上を目指す。留学期間のロスはなく、4年間での卒業を可能とする。これは自国外での学修を通じて、語学をはじめ異文化を理解し合うことで柔軟性や先見性、およびグローバルな視点を備える人材育成を目的にスタートするプログラムである。

【逆転の発想から誕生したプログラム】
 従来の留学制度は、そのハードル(語学力/単位認定科目不足による留年等)の高さから容易に実現できるものではなかった。このプログラムは逆転の発想により、まず海外に出て、そこで学び・生活することを優先させ、そこから語学能力やグローバルな視点の必要性を体感させ、学修モチベーションの向上に繋げていくことを目的として開発した。

【「街」そのものがキャンパス】
 カンタベリー市は、ヨーロッパ各都市へのアクセスに恵まれながらも、世界遺産として名高いカンタベリー大聖堂をはじめ歴史的建造物が点在し、まち全体を最大限に活用したフィールドワークに最適な街である。多くの教育機関が集まり、世界中の留学生が学んでいる街でプログラムを開始する。

■ ハイブリッド留学プログラム ■
 実施学部  建築学部3年生【まちづくり学科/建築学科/建築デザイン学科】21名(希望者)
 実施期間  2013年8月31日~2014年1月7日
 提携校   Warnborough College(ワーンボロ・カレッジ)

 《参加条件》
 ・英語力不問
 ・同大独自の参加条件の充足(単位数など)
 
 《留学先にて(受講条件・費用負担等)》
 ・専門科目は渡英した同大担当教員が実施
  (英語力も現地での授業料も不要)
 ・同大の専門科目を現地で開講し単位認定するため、留年の心配がない
 ・英語教育は提携校と連携して実施
 ・滞在は全てホームステイ

▼本件に関する一般の方の問い合わせ先
 工学院大学 グローバル戦略室 担当:青木・阿部
 TEL: 042-628-2364
 FAX: 042-673-1497
 e-mail: global@sc.kogakuin.ac.jp

▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課 担当:佐野・関根・山口
 TEL: 03-3340-1498
 FAX: 03-3340-1648
 e-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp