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城西大学水田美術館が10月5日、「水田家寄贈新収蔵品展」を開催――江戸時代の浮世絵師、宮川長春の貴重な肉筆画2巻などを初公開

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城西大学は10月5日(土)、坂戸キャンパス(埼玉県坂戸市)にある水田美術館で宮川長春の肉筆画など23点を展示する。城西短期大学創立30周年、薬学部開設40周年を記念した特別公開。特に「江戸風俗図巻」は保存状態が良く、江戸の風俗を伝える貴重な作品となっている。入場無料。

 宮川長春(1682~1752)は、版画ではなく、肉筆専門の絵師として安定した画技を誇示、菱川師宣の画風を発展的に継承したとされる。作品には遊女や遊里を題材にしたものが多く、今回公開される「江戸風俗図巻」上下2巻(1巻は縦約32センチ、横6メートル)は、18世紀前半の江戸にあった芝居小屋や遊郭などの様子が6場面で描いてある。
 このほか、前田青邨(1885~1977)の「紅白梅」、月岡芳年(1839~92)の「金太郎図」、菱田春草(1874~1911)の「春景山水」なども初公開される。
  収蔵品展の概要は以下の通り。

【日時】
 10月5日(土)午前10時~午後4時
【場所】
 〒350-0295
 埼玉県坂戸市けやき台1-1
 城西大学水田美術館
【入館料】
 無料

▼本件に関する問い合わせ先
 城西大学水田美術館
 TEL: 049-271-7327