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筑波学院大学では地域貢献活動である実践科目授業の一環として、地域のコミュニティ放送局「ラヂオつくば」でレギュラー番組「筑波学院大学ラジオ やってみるか!」を制作している。このたび放送局が5周年を迎えた。
筑波学院大学では、必修授業として「つくば市をキャンパスに」学生が企業、自治体、NPO団体などと協働で活動し、学生が世代を超えた地域の人々と交流することで社会を知る機会とするとともに、地域に貢献する自覚をもつ教育を行っている。現在、地域の100近くの団体と学生が活動している。
その一環として、2008年10月に開局した、筑波研究学園都市を対象地域としたFM放送「つくばコミュニティ放送株式会社(ラヂオつくば)」において、開局当時から週1回放送されるレギュラー番組「筑波学院大学ラジオ やってみるか!」を制作している。 これは、1年と2年の必修授業である実践科目で5名の学生が企画、取材、パーソナリティを受け持ち、番組放送を行うというもので、このたび5周年放送を迎えた。
番組では、学生からアンケートをとり、トレンド調査を行ったり、サークルや地域貢献を行う学生たちを招いてトーク番組にしたり、地域の人たちのインタビューなどを行っている。学生は、ラジオ番組制作の現場で企画から編集までの作業を学ぶ一方、地域の人々と取材で交流することにより、地域の問題やつくば市の未来を考える機会を得ている。
「つくばコミュニティ放送株式会社」は筑波研究学園都市の研究機関によって設立され、現在約4万世帯が聴取し、インターネット聴取も可能である。2011年の東日本大震災の時は、つくば市長の要請により、臨時災害放送局として運用された。