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聖徳大学言語文化研究所が、11月30日に講演会「報道のことばと表現」を開催――12月7日には「世相を映すことば」も予定

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聖徳大学言語文化研究所は11月30日(土)に講演会「報道のことばと表現」を開催する。これは、東京聖徳学園創立80周年記念事業の一環として行うもの。当日は何を基準とするかによって正しさの見極め方が異なる「日本語」について、今と昔の新聞を見比べながら、その奮闘の歴史と現状を紹介する。参加無料、事前申し込み不要。

 聖徳大学言語文化研究所は、同大における大学教育の基礎をなす研究の専門機関として設置。宗教や科学をはじめ、教育、文学、歴史、芸術、建築など、言語活動を通じた人間の総合的な文化活動に関する研究を行っている。

 同研究所では、各新聞社から講師を招き、連続講演会「新聞とことば」を開催(全3回)。10月には「新聞ができるまで(校閲の仕事)―経済用語を中心に」をテーマに講演を行った。

 毎年、文化庁では「国語に関する世論調査」を行っている。結果が発表されると、本来の意味で使っている人の方が少ない慣用句などが話題を呼び、「正しい日本語」への関心が高まる。
 しかし、その意味や表記が正しいかどうか、簡単には決めかねる場合も少なくない。時代とともに意味が変わっていったり、同じ意味でも異なる表記が複数存在したりするほか、何を基準とするかによっても正しさの見極め方は違ってくる。
 今回の「報道のことばと表現」ではそんな揺れ動く「正しさ」をどう追求してきたか、今と昔の新聞を見比べながら、奮闘の歴史と現状を紹介する。

 なお、12月7日(土)には「世相を映すことば」をテーマに講演会を予定している。

◆聖徳大学言語文化研究所主催連続講演会「新聞とことば」
 第2回「報道のことばと表現」 概要
【日 時】11月30日(土)13:00~14:30
【会 場】
 聖徳大学10号館14階(千葉県松戸市松戸1169)
 JR常磐線・新京成線「松戸駅」下車、東口徒歩1分
【講 師】関根 健一氏(読売新聞東京本社 紙面審査委員会用語幹事)
【後 援】松戸市教育委員会、市川市教育委員会、柏市教育委員会、取手市教育委員会
【定 員】100名(事前申込不要)
【参加費】無料

▼本件に関する問い合わせ先
 聖徳大学
 総務課 広報渉外グループ(古澤、壷谷)
 TEL: 047-365-1111(代)(内線3903・3906)