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聖徳大学言語文化研究所が、12月7日に講演会「世相を映すことば」を開催

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聖徳大学(千葉県松戸市)言語文化研究所は12月7日(土)に講演会「世相を映すことば」を開催する。これは、東京聖徳学園創立80周年記念事業の一環として行うもの。当日は朝日新聞東京本社の前田安正氏を講師に招き、新しい分野のニュースや専門用語を読者に分かりやすく伝えるための、日々の紙面製作における工夫などについて講演を行う。参加無料、事前申し込み不要。

 聖徳大学言語文化研究所は、同大における大学教育の基礎をなす研究の専門機関として設置。宗教や科学をはじめ、教育、文学、歴史、芸術、建築など、言語を通じた人間の総合的な文化活動に関する研究を行っている。

 同研究所では、各新聞社から講師を招き、連続講演会「新聞とことば」を開催(全3回)。10月には「新聞ができるまで(校閲の仕事)―経済用語を中心に」を、11月は「報道のことばと表現」をテーマに講演を行った。
 最後の回となる12月7日には「世相を映すことば」をテーマに取り上げる。

 新聞は日々のニュースを文字にして読者に届けている。そこには、これまでほとんど知られていなかった分野の話や分かりにくい専門用語が出てくることがある。それを読者に分かりやすく伝えるためには、どうしたらいいのか。新聞記者は限られた時間の中でさまざまな工夫を凝らしている。

 当日は、日々の紙面製作で頭を悩ませたことばや問題になったことば、本来の意味から外れて使われるようになった故事成句、ことわざなどについて考えていく。さらに、新聞が常用漢字表改訂にどう対応したのかも紹介する予定。

◆聖徳大学言語文化研究所主催連続講演会「新聞とことば」
 第3回「世相を映すことば」 概要
【日 時】 12月7日(土)13:00~14:30
【会 場】 聖徳大学10号館14階(千葉県松戸市松戸1169)
      JR常磐線・新京成線「松戸駅」下車、東口徒歩1分
【後 援】 松戸市教育委員会、市川市教育委員会、柏市教育委員会、取手市教育委員会
【定 員】100名(事前申込不要)
【参加費】無料
【講 師】前田安正氏(朝日新聞東京本社 編成局校閲センター長)
 1982年入社、2010年から現職。日曜教育面に「漢話字典」を連載中。ACC立川で文章講座「声に出して書くエッセイ」を担当。著書に『漢字んな話2』(三省堂)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎)

▼本件に関する問い合わせ先
 聖徳大学
 総務課 広報渉外グループ(古澤、壷谷)
 TEL: 047-365-1111(代)(内線3903・3906)