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明治大学平和教育登戸研究所資料館 第4回企画展「本土決戦と秘密戦 -その時登戸研究所は何をしていたか―」 生田キャンパスで11月20日(水)より開催

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明治大学平和教育登戸研究所資料館(明治大学生田キャンパス内)は、11月20日より第4回企画展「本土決戦と秘密戦」を開催。本土決戦が現実的に起こり得ることとして準備されていたことや、秘密戦の実行部隊である陸軍中野学校の役割の変化などと併せて、本土決戦体制下における登戸研究所の役割を検証する。また、企画展に合わせて各種イベント(本文参照)も開催する。

 登戸研究所は、1945(昭和20)年春以降、登戸(生田)から長野県伊那地方を中心とする地域に分散・疎開した。これは、米軍による空襲とともに、同年秋以降に想定された本土決戦に備える措置であった。
本企画展では以下の3点に焦点をあて、本土決戦体制下における登戸研究所の役割を検証する。

(1) 本土決戦体制は決して「幻」だったわけではなく、現実に準備されていたことを、松代大本営跡など長野県を中心とする地域の実地調査をもとに明らかにする。

(2) 本土決戦における秘密戦の実戦部隊であり、登戸研究所でも密接な関係であった陸軍中野学校(群馬県富岡に移転)の役割の変化について検討する。

(3) 本土決戦において使用する秘密戦兵器の研究・開発・生産にあたっていた疎開後の登戸研究所の実態について明らかにするとともに、次第に実戦部隊である中野学校と一体化していく過程を追跡する。

■明治大学平和教育登戸研究所資料館 第4回企画展(入場無料)
・期 間 2013年11月20日(水)~2014年3月8日(土)
  (休館日: 日曜日~火曜日、12月22日~1月7日)
・開館時間 午前10時~午後4時

・会 場 明治大学生田キャンパス内 平和教育登戸研究所資料館
  (川崎市多摩区東三田1‐1‐1)

【関連イベント】
◇風船も兵器に?―和紙でランプシェードを作ってみよう
 11月23日(土)・24日(日) 各日3回開催 <定員各10名>

◇山田朗館長による企画展展示解説
 11月23日(土)・24日(日)、2014年2月22日(土)

◇企画展記念講演会「本土決戦・登戸研究所・中野学校」
 2014年1月11日(土)
 明治大学生田キャンパス中央校舎6階メディアホール

◇元登戸研究所関係者による証言会
 12月21日(土)
 明治大学生田キャンパス中央校舎6階メディアホール

◇サテライト展示 12月上旬~(期間未定)
 明治大学中野キャンパス6階クロスフィールドラウンジ

※詳細は添付のチラシとホームページをご確認下さい
http://www.meiji.ac.jp/noborito/info/2013/6t5h7p00000ge5z7.html