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東京工科大学メディア学部が演習で3Dプリンターを用いた授業「デジタル・ファブリケーション」を開始

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東京工科大学(東京都八王子市)メディア学部は、2013年9月より2、3年次の専門演習の講義として3Dプリンターを使った授業「デジタル・ファブリケーション」を開始した。これは、「かたち」をデザインすることを主体に、それをデジタル制御の工作機器によって実際に触れる「モノ」に創りあげるというもの。現在25名が受講している。

 東京工科大学メディア学部は、生活やビジネスに関するサービスおよびコンテンツを創造できる人材の育成を目的に「コンテンツ創作」「インタラクティブメディア」「ソーシャルメディアサービス」および「メディアビジネス」の4コースを設置。メディア社会の到来を見据え、幅広い視点と多様な知識や技術、スキルを実践重視の教育によって養うことを目指している。

 同学部は今年度後期から、3Dプリンターを使用した2、3年次対象の講義「デジタル・ファブリケーション」を専門演習として開始。この授業では、学生らが「かたち」をデザインすることを主体に、それをデジタル制御の工作機器によって実際に触れる「モノ」に創りあげる。最後には「あそびのかたち」というテーマで個々にアイデアを考え、それを具体化することを学ぶ。
 また、新たな手段を得ることにより、さらにアイデアを発展させていくため、カッティングマシーンやCNCルーターといったコンピューター制御の工作機械も導入して授業で使用する。

3Dプリンターは株式会社オープンキューブの「SCOOVO C170」を、3DCADソフトは「Autodesk 123D Design」を使用している。

 なお同学部では、3年次の専門演習でスマートフォンのアプリ開発ができる授業「スマートサービスデザイン」も実施している。

●担当教員:太田 高志准教授、安本 匡佑助教

(参考記事)東京工科大学メディア学部が、演習でスマートフォンのアプリ開発ができる授業「スマートサービスデザイン」を開始
 http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5662

▼本件に関する問い合わせ先
 東京工科大学 広報課
 〒192-0982 東京都八王子市片倉町1404-1
 TEL: 042-637-2119
 FAX: 042-637-2059

【訂正】 11月27日10時 添付写真に関しまして、一部内容を更新しました。(大学通信)

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