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東京歯科大学大学院歯学研究科が、1月11日に第1回「がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション」講習会を開催

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東京歯科大学(東京都千代田区)大学院歯学研究科は、1月11日(土)に第1回「がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション」講習会を開催する。これは、同大が参画する文部科学省大学改革支援事業のがんプロフェッショナル養成基盤推進プラン「高度がん医療開発を先導する専門家の養成」の一環として行うもの。当日は医師や歯科医師、言語聴覚士、看護師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士等の医療従事者を対象に、特に口腔がん患者に焦点をあてた講習を行う。参加費無料、要事前申し込み。

 東京歯科大学大学院歯学研究科は、慶應義塾大学を主幹とした文部科学省大学改革支援事業のがんプロフェッショナル養成基盤推進プラン「高度がん医療開発を先導する専門家の養成」に参画している。10大学15研究科からなるコンソーシアムの中に設置されている支持療法委員会の活動の一環として、このたび、第1回「がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション」講習会を開催する。

 口腔がん術後の患者からの希望の1つに、口から食べ物を食べたいということがあり、摂食・嚥下リハビリテーションは、この希望に少しでも満たすための、支持療法(サポーティブ・ケア)の一つと考えられる。特に口腔がん術後では、口腔や咽頭の形態が変化し、運動機能障害を引き起こす。このような患者に対して、摂食・嚥下リハビリテーションを行うことにより、経口摂取の可能性を高め、生活の質の向上に大きく貢献することができると考えられる。

 「高度がん医療開発を先導する専門家の養成」支持療法委員会の主催としては初めての講演会。医師や歯科医師、言語聴覚士、看護師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士等の医療従事者を対象とした、特に口腔がん患者に焦点をあてた内容となる。

◆第1回「がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション」講習会
【日 時】
 平成26年1月11日(土)14:00~17:00

【会 場】
 東京歯科大学水道橋校舎本館13階
 (東京都千代田区三崎町/JR水道橋駅下車 徒歩1分)

【内 容】
・口腔がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション概論
・口腔がん患者における摂食・嚥下障害の評価法(観察とスクリーニング検査)
・口腔がん患者における摂食・嚥下障害の評価法(画像診断)
・口腔がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション
・摂食・嚥下障害患者への補綴対応

●関連ホームページ
 http://www.tdc.ac.jp/graduate/bosyu/cancer2/index.html
 http://top10.oncology.keio.ac.jp/

●講習会ポスター
 第1回「がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション」講習会.pdf

【参加費】
 無料(要事前申し込み)。

▼本件に関する申し込み先・問い合わせ先
 東京歯科大学大学院事務室(口腔科学研究センター内)(東京都千代田区三崎町2-9-18)
 TEL: 03-6380-9113
 E-mail: momozaki@tdc.ac.jp