東京工科大学

東京工科大学メディア学部が2月22・23日に、第1回「シリアスゲームジャム」を開催――「英語学習」をテーマにゲームを制作

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東京工科大学(東京都八王子市)メディア学部は2月22日(土)・23日(日)に、第1回「シリアスゲームジャム」を開催する。これは、教育や社会問題の解決を主な目的とした「シリアスゲーム」の日本における普及拡大を目的としたもの。当日は「英語学習」をテーマに、英語教育を志す人やEラーニングの英語教材を研究したい人などがゲーム開発者と共同でゲームの制作を行う。参加費無料(懇親会は実費負担)、要事前申し込み(募集人数は40名)。

 「シリアスゲーム」とは一般的な娯楽のためのゲームではなく、教育や社会問題の解決を主な目的とするコンピューターゲーム。娯楽ゲームの普及においては世界トップクラスの日本だが、シリアスゲームの普及においては欧米に大きく後れをとっている。これは、日本はいまだ“ゲームの力”を社会活動に生かし切れていないことを意味している。

 こうした中、東京工科大学メディア学部では、他大学に先駆けてゲーム制作の総合的な教育に取り組んでおり、同学部の「次世代ゲーミフィケーション」研究室(指導教員:岸本好弘)ではシリアスゲームに関する研究を実施。このたび、活動の一環としてシリアスゲームの制作イベントである「シリアスゲームジャム」を開催する運びとなった。

 近年、グローバル人材育成のため小学校低学年から行われる英語授業や、中高年の英語の学び直しが注目されていることを受け、ゲームの力を生かせる場があると考えたことから、第1回のテーマは「英語学習」に決定した。受験英語のみならず、幅広く「英語学習」を捉え、グループでのゲーム制作を展開していく予定。

 このイベントで制作したゲームは、教育現場で実際に利用してもらい、フィードバックを得ることも目的としている。また、グループでゲームの制作に取り組むことにより、英語教育を志す人やEラーニングの英語教材を研究したい人とのコラボレーションの機会の創出も図る。
 実用面も重視したハイレベルな作品が生み出され、ゲームの「社会貢献力」をより広く示すことが期待される。

◆第1回シリアスゲームジャム「Game Jam for “Happy English”」 概要
【テーマ】英語学習
【日 時】2014年2月22日(土)・23日(日)
 9:30受付 予定
 10:00~17:00 予定
※企画提案、企画決定及びチーム編成は、事前の2月初旬よりfacebook上で行い、開催時には制作に専念します。
【場 所】株式会社グリー
 六本木ヒルズ14Fセミナールーム(東京メトロ日比谷線六本木駅から徒歩4分)
【公式ウェブサイト】
 http://www2.teu.ac.jp/media/~kishimotoy/SeriousGameJam/
 申し込みはウェブサイトより、1月25日(土)~2月8日(土)23:59締切 予定
【募集人数】40名
【参加費】ゲームジャムは無料、懇親会は実費
※機材: ノートPCなど基本的な機材は持ち込み
※食事と飲み物: 持ち込みを推奨

【オープニング講演】藤本 徹氏(東京大学)
【主 催】東京工科大学メディア学部
【特別協賛】株式会社グリー
【開催協力】日本デジタルゲーム学会、NPO法人 IGDA日本
【ツール・ライセンス協力】ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社

■東京工科大学メディア学部
 http://www.teu.ac.jp/gakubu/media/index.html

■次世代ゲーミフィケーション研究室
 http://www.teu.ac.jp/info/lab/project/media/dep.html?id=61

▼本件に関する問い合わせ先
 東京工科大学メディア学部 岸本
 E-mail: kishimotoy(at)stf.teu.ac.jp
(at)は@マークに置き換えてください。