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横浜市立大学が神奈川県との包括連携協定を締結――地域社会の発展に寄与

大学ニュース  /  地域貢献

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公立大学法人横浜市立大学と神奈川県は、緊密な連携と協力により、複雑、多様化している地域の課題に適切に対応し、より幅広い分野での連携を図って地域社会の発展に寄与するため、1月27日に包括連携協定を締結した。

≪協定連携事項≫
(1)教育・研究・文化の振興に関すること
(2)地域医療の充実、健康の増進及びスポーツ活動の推進に関すること
(3)まちづくり及び地域社会の活性化に関すること
(4)人材の育成に関すること
(5)国際化の推進に関すること
(6)その他協定の目的を達成するために必要なこと

≪連携して取り組む主な事業分野≫
 包括協定の締結を契機に推進を検討する主な事業は以下のとおり。今後、様々な場面において、神奈川県と横浜市立大学が役割分担を明確にしながら、連携協力して取り組んでいく。

1 協定締結を契機に、新たに連携推進を図る事業分野
【地域医療に貢献する医療人材の一層の確保・育成】
 県内の医師不足、診療科や地域による医師偏在等の解消に向け、横浜市立大学における医学部医学科の推薦制度のあり方の検討や総合診療医の養成など、地域医療に貢献する医療人材の一層の確保・育成に連携して取り組む。
【地域文化遺産を活用した教育研究活動支援】
 横浜市立大学至近にある金沢文庫において、学芸員による学生向け特別講義の実施など、地域の歴史的、文化的遺産を活用した教育研究活動の支援を行う。

2 協定締結を契機に、一層の連携関係の充実、推進を図る事業分野
 これまで双方が取り組んできた連携・交流関係を基礎として、協定締結を契機に更なる連携関係の充実、強化を図る。
【ライフイノベーションの推進】
 京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区において、現在ライフサイエンス分野の様々な研究開発に取り組んでいる。今後研究開発を進めるとともに、実用化、産業化に向けて連携の充実を図る。
【高大連携事業の充実】
 教育の質的向上を図るため、大学の教育力を生かしたプログラムを作成し、高校生等に提供する「高校教育フロンティア協働事業」をはじめ、様々な高大連携事業を実施している。
 今後は、新たに横浜市立大学の英語力育成プログラム(Practical English)のノウハウを生かした県立高校教員を対象とした授業見学の実施や、大学教員による出張授業等、大学の教育力を生かした連携事業の充実を図る。

▼本件に関する問い合わせ先
 横浜市立大学 企画総務部経営企画課
 TEL: 045-787-2018