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「日本=サムライ」のイメージはどこから? ――文教大学国際学部が2月23日にシンポジウム&展覧会を開催

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文教大学国際学部(茅ヶ崎市行谷)は2月23日(日)、横浜異文化表象研究会と共同で、シンポジウムとプログラムに関連した錦絵・美術工芸品等の展覧会を開催する。どちらも一般公開しており、誰でも無料で参加が可能。

 海外からの日本のイメージの代表例として、サムライ・ゲイシャ・フジヤマ等があるが、現在もヨーロッパ各国において色濃く残るこの日本のイメージの源泉はどこから来たのだろうか?また、その日本イメージと中国・韓国など東アジア各国に対するイメージは区別されてきたのだろうか?
 このたびのシンポジウムでは、研究代表者の井上由佳(文教大学専任講師)のほか、横浜国立大学・帝京大学・東京藝術大学の教授らが、上記のような欧州における日本イメージとその定着のありよう、欧州各地の美術品から見る前近代の混沌としたアジアイメージと日本イメージの関係性、近代における日本イメージの定着と横浜の関係性などを明らかにしていく。また、欧州における日本イメージと、日本における異国イメージの発生・流通・定着の過程を比較検討するパネルの中で、フロア参加者と意見交換を行う。会場においては、こうしたイメージ群の差異を比較できるよう、関連する錦絵・美術工芸品等の展示も行う。

※本シンポジウムは科研費基盤研究C「横浜における異文化表象研究とその展示・教育普及のあり方」(課題番号22601008)の成果を発表するものであり、その助成を受けて運営している。

◆シンポジウム&展覧会「日本・欧州における異文化表象-前近代~現代の異文化理解と異文化<誤解>-」

■第1セッション(10:35~12:00) 「開国期」日本における異国・自国形象/川添 裕(横浜国立大学教授)
■第2セッション(13:30~14:55) 欧州におけるアジア・日本イメージ/野呂田 純一(文教大学非常勤講師)
■第3セッション(15:05~16:30) 大英博物館における日本表象と教育プログラム/井上 由佳(文教大学専任講師)
■パネル(16:30~17:00)     司会:岡部 昌幸(帝京大学教授)/パネラー:佐藤 道心(東京藝術大学教授)
■全体総括(17:00~17:15)  椎野 信雄(文教大学副学長)


【開催日時】2月23日(日)10:30~17:15

【会場】ヨコハマジャスト1号館8階(横浜市西区高島2-12-6)

【主催】横浜異文化表象研究会/文教大学国際学部


▼本件に関する問い合わせ先
 E-mail: yokohama@shonan.bunkyo.ac.jp