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工学院大学大学院 システムデザイン専攻の教育プログラムがJABEE審査で新たに認定―― 通学は新宿キャンパス、従来の1/2の期間で技術士補の資格取得が可能に

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工学院大学大学院 工学研究科システムデザイン専攻の『システムデザインプログラム』が、日本技術者教育認定機構(JABEE:Japan Accreditation Board for Engineering Education)から 「2013年度JABEEプログラム」の認定を受けた。認定期間は 2012年4月1日から6年間。これは「国際的に通用する技術者育成のための質の高い教育プログラムである」と認められたことを意味する。

■教育の質の国際的同等性を保証
 技術者教育の国際的な同等性を保証するワシントン協定に加盟している「JABEE認定プログラム」は、アメリカ、イギリス、シンガポールなど加盟国の大学等の技術者教育プログラムと実質的に同等と認められる。産業界は、国内マーケット縮小を背景に新たな顧客を求め、続々と世界各国へ進出しており、ボーダレス化の進展は加速傾向にある。このような状況を乗り切るためにもJABEE認定は必須プログラムと言える。

 工学院大学はJABEE認定に積極的に取り組んでおり、今回で「大学2学部3学科、大学院1専攻」がJABEE認定を受けている。認定プログラム修了者は、国際的に通用する技術者として認められるため、就職などさまざまな面で高い評価を受けるだけでなく、次の特典を得ることができる。

1.国家資格「技術士」の第一次試験が免除 
2.「修習技術者」の資格を持ち、登録すると国家資格「技術士補」になる
 ※その後、実務経験(最低4年)を積み、技術士の第二次試験に合格すると「技術士」となる。

■工学院大学のJABEE認定プログラム
2013年度認定  大学院工学研究科システムデザイン専攻
2004年度認定  工学部機械工学科 および 機械システム工学科
2001年度認定  グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科 (旧 工学部国際基礎工学科)

■働きながら技術士補の資格取得が可能
 新たに認定を受けた「工学院大学大学院 システムデザイン専攻」は、従来の半分の期間(2年間)で技術士補の資格を取得できることが大きな特長のひとつ。夜間の開講科目も多く、新宿駅から徒歩5分という抜群の立地により会社帰りでも無理なく通学可能なため、社会人も安心して学ぶことができる。

<参考情報>
・日本技術者認定機構(JABEE)
 1999年に設立された技術者教育プログラムの審査・認定を行う非政府団体。主要活動は、国際的に通用する技術者の育成を目的に、高等教育機関で行われている教育活動の品質が満足すべきレベルにあること、また、教育効果が技術者として活動するために必要な最低限度の知識や能力の養成に成功していることを認定すること。

・技術士
 「技術士法」に基づいて行われる国家試験(「技術士第二次試験」)に合格し、登録した人だけに与えられる称号のこと。これにより科学技術に関する高度な応用能力を備えた「技術者」であることが認定される。

▼本件の取材に関する問い合わせ先
 学校法人 工学院大学 総合企画部広報課
 担当: 佐野・関根・山口
 TEL: 03-3340-1498
 FAX: 03-3340-1648
 E-mail: gakuen_koho@sc.kogakuin.ac.jp