昭和女子大学

昭和女子大学が地元・世田谷区と産学連携・協力に関する包括協定を締結

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昭和女子大学(学長:坂東眞理子/東京都世田谷区)は5月28日、世田谷区役所において、地元・世田谷区(区長:保坂展人/東京都世田谷区)と産学連携・協力に関する包括協定書を締結した。これは、地域の持続的発展に資することを目的としたもの。今後はお互いの資源やノウハウを活用した共同研究や講演会、地域ニーズに応じた人材育成プログラムの開発などに取り組む予定。また同大の「現代ビジネス研究所」を中心に、地域経済の活性化や中小企業の発展、起業や事業承継などを支援する地域拠点の形成を目指す。

 昭和女子大学は昨年4月、東日本の女子大学で初めて「グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科」(入学定員100人)を設置。同時に、企業や地域との多様な協働環境を創出し、新たな研究・教育を生み出すプラットフォームとして、日本の大学で初めて「現代ビジネス研究所」を開設した。
 同研究所には現在、企業や行政機関、NPOなどでさまざまな実務経験を積み、公募で選ばれた研究員が所属。それぞれの経験や知見をもとに、プロジェクト研究(※)に取り組む学生の指導および支援を行っている。

 こうした中、同大は5月28日に地元・世田谷区と包括的な協定を締結。地域産業界のニーズに応じたプロジェクトに連携して取り組む運びとなった。
 今後はこの協定に基づき、大学と地域の持つ資源やノウハウを活用し、産学地域が連携して調査研究や人材育成プログラムの開発などを行いながら地域の発展に貢献する。また、大学生が世田谷区内の企業現場を体験し、様々な課題にチャレンジする企業協働プロジェクトを推進することで、地域や社会とつながる実践的キャリア形成プログラムを開発する予定。

 さらに、こうした活動を通じて意欲・能力あるミッド・キャリアを「現代ビジネス研究所」に集めることにより、地域活性化のインキュベーターという新たな役割を担う地域拠点の形成を目指す。

※プロジェクト研究: 学生がチームで企業などから与えられたテーマに取り組み、学生の立場から現実のビジネスの先取り体験をする実践的な学習プログラム。

●昭和女子大学現代ビジネス研究所HP
 http://swubizlab.jp/wp/

▼本件に関する問い合わせ先
 昭和女子大学 広報部
 TEL:03-3411-6597
 http://swu.ac.jp/