実践女子大学

実践女子大学が企業と連携したプロジェクト型授業「実践プロジェクト」プレゼンテーション大会を開催

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実践女子大学が企業と連携したプロジェクト型授業「実践プロジェクト」プレゼンテーション大会を7月22日(火)に開催。リコージャパン株式会社の協力のもと、同社の「コミュニケーションについての課題」について調査・分析し、コミュニケーション・サイクルを実現するためのソリューションを提案。8月2日(土)に福岡女学院大学で行われる合同プレゼンテーション大会への選抜会を行う。

 実践女子大学(東京都日野市、学長 田島眞)は、平成26年4月からの渋谷・日野の2校地化に向け、平成21年度に導入した全学における共通教育科目のカリキュラムを見直し、平成25年度から新カリキュラムに改定した。

 2年目となる今年度から、1年次に学んだ全学必修である「情報リテラシー基礎」で学んだ、ソーシャルメディアの利用やプレゼン、データ処理などの情報活用能力を活かし、実際の社会に発信できるように企画や開発、提案を行う「実践プロジェクト」を正課授業として開講した。

 「実践プロジェクト」は企業と連携して行うプロジェクト型の授業で、企業側から出される課題に対し、学生がチームに分かれて取り組み、最終的にはソリューションを企業へプレゼンテーションする。今回はリコージャパン株式会社の協力のもと、同社の「コミュニケーションについての課題」について社員へのインタビューやアンケートの回答を通して調査・分析し、社員のパフォーマンスを上げるためのコミュニケーション・サイクルを提案する。

 また、そのコミュニケーション・サイクルを実現するためのソリューションのアプローチとしてチロルチョコのパッケージ、利用シーンをデザインする。
 オフィスにはおみやげや企業が提供しているお菓子の販売ボックスなど、なにかしらのお菓子がコミュニケーションや気分転換の手段として存在している。そこに着目し、チロルチョコのパッケージを通してコミュニケーションの課題に対するソリューションを考えさせようと、担当教員がプログラムに取り入れた。学生にとって成果がカタチになるということは「成果を実感できる」「成果を人に伝えやすい」という点で大変有意義であると科目担当の松下慶太准教授は語る。

 また、初の試みとして、福岡女学院大学の学生と同一課題に取り組み、合同プレゼンテーション大会を開催する。6月28日(土)には実践女子大学渋谷キャンパスにて合同の中間発表が行われ、福岡女学院大学の学生と初顔合わせを行った。

 今後は8月2日(土)に最終発表会が福岡女学院大学にて開催されるが、実践女子大学のチームで最終発表会に出場できるのは選抜されたチームのみである。

 最終発表会への選抜会は以下の日程で行われる。

■日時: 2014年7月22日(火) 13:00~14:30
■会場: 実践女子大学創立120周年記念館(東京都渋谷区東1-1-49)
■科目担当教員: 松下慶太准教授(人間社会学部人間社会学科)
                   
▼本件に関する問い合わせ先
 実践女子学園 総合企画部/山口義憲、後藤江利架
 TEL: (042) 585-8804 
 E-mail: koho-ml@jissen.ac.jp