立命館大学

西日本の私立大学では立命館大学が唯一、文部科学省「平成26年度グローバルアントレプレナー育成促進事業」に採択

大学ニュース  /  産官学連携

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立命館大学はこのたび、文部科学省「平成26年度グローバルアントレプレナー育成促進事業」に採択された。同事業は今年度新たにスタートするもので、海外機関や企業等と連携しつつ、起業に挑戦する人材や、産業界でイノベーションを起こす人材の育成プログラムを開発・実施する大学等を支援することを目的としている。全国の国公私立大学から55件の応募があり、13大学が採択された(うち、私立大学は早稲田大学、慶應義塾大学、立命館大学の3校のみ)。

 立命館大学が採択された「イノベーション・アーキテクト養成プログラム」は、学部や研究科の垣根を越えた多様な受講生が、1チーム7名を基本とするチームで活動する1年間のプログラムである。

 大学院生や若手研究者を主な対象とし、大阪いばらきキャンパス(大阪、2015年4月に新設)、びわこ・くさつキャンパス(滋賀)、立命館アジア太平洋大学(大分)などの複数キャンパスを拠点として、連携企業(東芝・ライオン・野村證券・パナソニック・大日本スクリーン製造)からのメンバーとともに、学内外の研究開発シーズや学内・連携企業などからのニーズに基づくテーマについて課題解決に向けた活動を行う。自分の専門分野のシーズを持ち、その実用化を実践してみたい大学院生などを積極的に受け入れ、国際色豊かな立命館アジア太平洋大学での国際チームの活動も予定している。

 また、インド工科大学(ハイデラバード校・デリー校)、カリフォルニア大学(デービス校)などの海外大学とも連携し、講師の招聘や、受講生の海外研修などを行う。文部科学省による助成期間は3年間で、グローバル社会で活躍するためのスキルとマインドを持つ「イノベーション・アーキテクト」を育成していく体制の構築と定着を目標としている。

 立命館大学は、今回の同事業採択により、国際社会を見据えたアントレプレナー育成のための教育をさらに加速していく。