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大阪産業大学(大阪府大東市)ソーラーカープロジェクトは、8月1日~2日まで三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催された 「マイナビ FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2014(国際格式)」の最高峰クラスとなるドリームクラスに参戦。5時間耐久レースで総合優勝し、同プロジェクト初となる三連覇を成し遂げた。また、8月3日に行われた「マイナビ Ene-1 GP SUZUKA 2014」には新エネルギービークルプロジェクトが参加し、大学・高専・専門学校部門において4度目となるクラス優勝を飾った。
大阪産業大学ソーラーカープロジェクトは、同大が社会人基礎力の育成を目的として全学的に展開する「プロジェクト共育」の一環として行っているもの。学生らが自主的に各活動に取り組むことを通じ、問題解決能力を養うことを目指している。
大会初日の8月1日は公式車検および決勝レースにおけるスターティンググリッドを決めるタイムアタックが行われた。タイムアタックでは、同大OGで全日本F3選手権に参戦中の三浦愛(機械工学科2012卒、(現)株式会社エクセディ)さんのドライビングにより、3年連続となるポールポジションを獲得した。
5時間耐久の決勝レースは、8月2日正午に曇り空の下スタートが切られた。1stドライバーは前日にポールポジションを獲得した三浦愛さん。
レース開始から1時間後、スタートからポツポツと降りだした雨の量が増えるにつれてソーラーパネルからの発電はほとんど見込めなくなり、エネルギーマネジメントが難しい状況に。
また、ソーラーカーは細いスリックタイヤを装着しているため、ウェット路面でのドライビングは非常に難しく、スピンをしてしまうチームが続発した。
しかし、普段からフォーミュラカーを操る三浦愛さんの活躍により同大チームは終始安定した走行を続け、15時過ぎに2ndドライバーの三浦純さんへ交代。この頃には雨もほぼ止んでいたが、乾いた路面と濡れた路面が入り混じり、さらにドライビングの難しい状況に陥っていた。
天候の影響もあり、ペースを落とした同大チームは2位を走る芦屋大学チームに一時、2分20秒差まで詰められる場面もあったが、トップを譲ることはなかった。そのままトップでチェッカーを受け、同プロジェクト史上初となる三連覇(3年連続8度目の総合優勝)を達成した。
また、8月3日に行われた「マイナビ Ene-1 GP SUZUKA 2014」には、新エネルギービークルプロジェクトが参加。
充電式乾電池40本で鈴鹿の国際レーシングコースを3周するKV40チャレンジに参戦し、大学・高専・専門学校部門において4度目となるクラス優勝を飾った。大阪産業大学の持つ技術力の高さを証明した。
ソーラーカーレースでチーム代表を務めた村上雅享(入試課事務員 兼 プロジェクト共育支援担当)さんと、ソーラーカープロジェクト チーフメカニック 兼 新エネルギービークルプロジェクトのチーム代表を務めた須藤隆 (教育支援センター助手)さんは声を揃えて「今年も厳しい環境での戦いとなりましたが、これらの成果は、自分たちの夢に向かって一生懸命に頑張る学生たちの努力の成果と、経験豊富なOB・OG達の支援。また、活動を応援してくださる皆様のおかげです!」と笑顔で語った。
●参考
http://www.osaka-sandai.ac.jp/cgi-bin/cms/news.cgi?page=top&news_cd=JcaH0HmNb2
(参考記事)大阪産業大学ソーラーカープロジェクトが、「ソーラーカーレース鈴鹿2013」のドリームクラスで総合優勝――2年連続7度目の快挙を達成(2013/09/11)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5650
▼本件に関する問い合わせ先
大阪産業大学 綜合企画室 学園広報課
〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1
TEL: 072-875-3001
FAX: 072-871-9765
大学・学校情報 |
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大学・学校名 大阪産業大学 |
URL https://www.osaka-sandai.ac.jp/ |
住所 大阪府大東市中垣内3-1-1 |
学長(学校長) 小川 和彦 |