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多摩大学村山貞幸ゼミの「日本大好きプロジェクト」は9月12日(金)~15日(月)まで、東京ミッドタウン(事業者代表:三井不動産株式会社)が主催する「和紙キャンドルガーデン~TOHOKU2014~」の企画・運営に携わる。これは、学生らが被災地で集めたメッセージを、手製の和紙キャンドルで表現するというもの。「伝える」をテーマに、被災地37市町村、2000人の「生の声」を展示し、その強い思いを広く伝える。入場無料。
多摩大学村山貞幸ゼミの「日本大好きプロジェクト」は、2008年9月より日本の伝統文化を伝承していく活動を始め、2014年7月現在、幼稚園・保育園・児童館・その他高齢者施設などで1332回(年200回以上)の訪問型イベント(平成26年度伝統文化親子教室事業文化庁助成)を開催。日本の伝統文化に触れることで、日本を深く理解し、心から「大好き」になってもらうことを目指している。
その活動が経済産業省主催「社会人基礎力育成グランプリ2011」にて認められて、全国優勝を果たした。
こうした中、同プロジェクトは今年も、東京ミッドタウンにて「和紙キャンドルガーデン」を実施する。同イベントは今年で5回目となり、過去4回の来場者は21,589名にのぼる。
今年も学生たちが被災地を訪問すると、多くの被災者が「忘れられてしまうのではないか」「自分たちの現状を知ってほしい」と切実に訴えていた。被災者の現状を一人でも多くの人に知ってほしい、と強く感じ、被災地37市町村を歩き、2,000人の声を集めた。
そうした被災者のメッセージを学生たちが心を込めて漉いた和紙に載せ、和紙キャンドルを制作した。それを東北の大学生がデザインした伝書鳩の形に配置し、メッセージを世界へ伝える。
今年は東北生活文化大学、東北学院大学、福島大学とコラボレーション。イベント当日には、多くの東北の学生の生の声を届ける。
◆和紙キャンドルガーデン~TOHOKU2014~
【期間】
9月12日(金)~15日(月)※入場無料
*プレスデイ: 9月11日(木)(キャンドル点灯開始16時、点灯終了17時)
※開催期間中はいつでも取材可。
【時間】
17時~21時 ※雨天中止
【会場】
東京ミッドタウンミッドタウン・ガーデン芝生広場他
〒107-0052東京都港区赤坂9-7-1
【アクセス】
都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木駅」8番出口より直結
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約3分
東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩約10分
【主催】
東京ミッドタウン
【企画・運営】
多摩大学村山貞幸ゼミ「日本大好きプロジェクト」
【協力】
カメヤマキャンドルハウス
【イベント詳細】
和紙キャンドルは、芝生広場、キャンドルロード、水辺エリアの3つのエリアで展開。キャンドルに使われている和紙は、学生が一枚一枚心を込めて漉いたもので、全体で約4,300枚を使用している。
■芝生広場
メインエリアとなる芝生広場の和紙キャンドルは約2,800個。配置デザインは、東日本大震災を経験した東北生活文化大学の学生4人によって作成された。中心に描かれる鳩を伝書鳩に見立て、東北の想いを伝える。また鳩を囲んでいる模様は、日本伝統文様である「七宝」であり、1つ1つの七宝が、陸前高田市、石巻市、飯舘村と訪問した市町村を表している。原発の影響で立ち入り禁止となった福島県の5市町村は、いつかメッセージが書かれていることを願い、無地の和紙で表現している。
東日本大震災から3年半が経過した東北42市町村の方々の想いを伝書鳩にのせて東京から日本中に、世界中に伝える。
■ロード
外苑東通りから和紙キャンドルガーデンへと続く道に約1,500個無地の和紙キャンドルを並べる。
■水辺エリア
東北三県の旗の色で丸い和紙を42個並べ、県旗を象徴。岩手県は緑茶(茶葉)を使用し、納戸色を演出。宮城県は楮によって透き通った白を表現。福島県は蘇芳という植物により、赤みがかった橙色にした。
●『日本大好きプロジェクト』
主なイベント内容: 工芸(紙漉き、藍染め)、演劇・音楽(三曲、手影絵、狂言、紙芝居)、武道(空手、剣道)、茶道、書道、将棋、ちぎり絵、水墨画、折り紙、投扇興、俳句かるた、竹鉄砲、南京玉すだれ、扇子作り など
イベント実績: 東京ミッドタウン(2010~2013)、二子玉川ライズ(2011~2012)、増上寺(209~2014)、神明宮(2010) など
▼本件に関する問い合わせ先
多摩大学学長室
TEL: 042-337-7300
FAX: 042-337-7103
E-mail: koho@gr.tama.ac.jp
村山貞幸教授
Mail: sadayukimurayama@gmail.com
大学・学校情報 |
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大学・学校名 多摩大学 |
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URL https://www.tama.ac.jp/ |
住所 東京都多摩市聖ヶ丘4-1-1 |
多摩大学は、開学以来の伝統である”実学”を柱にゼミを中心とした多彩な教授陣が人間を育てる大学です。アジアダイナミズムと正面から向き合い、デジタル・トランスフォーメーション時代に活躍できる、また100歳人生をも見据え、仕事のみならず人間としての生き方、思想・哲学・宗教・価値観も含めて、どのように人生を生きていくのかを体系的に考えさせ、「社会人として生き抜く知力」を身に付けた人材を世の中に送り出します。世界を見渡し転換期を生き抜く「全体知」を身に付け、21世紀を主体的に生きる人間を創造する実績を目指します。 |
学長(学校長) 寺島 実郎 |