帝京大学

帝京大学の学生が北区防災訓練で区民らに「身近なものでできる応急手当」を指導――地域貢献に取り組む救急救命士コースの学生

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帝京大学(東京都板橋区/理事長・学長 冲永佳史)医療技術学部スポーツ医療学科救急救命士コースの学生らが、8月31日に行われた北区防災訓練で「身近なものでできる応急手当」講座を担当。約700人の地元住民らが集まる中、学生は骨折時の包帯法や搬送法など、災害時に身近なものでできる手当を指導した。

 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科救急救命士コースの2~4年生の学生ら約120人は、8月31日に行われた北区防災訓練で「身近なものでできる応急手当」講座を担当。学生らはこの日のために自ら指導法を考え、参加者に指導した。
 講習後、参加者からは熱心で丁寧な指導と、災害時に身近なものを使ってできる応急手当の方法を学べたことに感謝の声が寄せられた。

 今回の防災訓練以外にも、学生らはボランティア活動などを通して市民とかかわり、地域貢献を行うとともに、救急救命士に求められる社会性を身につけている。
 「板橋Cityマラソン」では毎年、同コースの学生が救命ボランティアとして活動しており、今年も足の痛みや気分不良などでリタイアしたランナーの介助や搬送車の要請などに従事した。

(参考)板橋Cityマラソンでのボランティア活動の様子
 http://www.teikyo-u.ac.jp/campus_news/itabashi/2014/0328_3477.html

 また、8月21日・22日には、板橋キャンパスにて、同コース4年生の必修講座であるJPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)プロバイダーコース(日本救急医学会、JPTEC協議会公認コース)が開催された。これは、外傷患者の適切かつ迅速な観察・処置を行い、医療機関に早期搬送する方法を学ぶためのもの。
 講師には近隣の消防機関に勤務する救急隊員、帝京大学医学部附属病院の救命救急センター医師、看護師など救急の最前線で働く総勢50名を迎えた。その救急隊員の中には、同コースの卒業生もおり、在学生はいつも以上に集中して授業に取り組んでいた。また、セミナーをサポートするため2、3年生の一部が協力した。

(参考)外傷セミナーを開催
 http://www.teikyo-u.ac.jp/campus_news/itabashi/2014/0825_3774.html

 9月1日には、板橋消防署から感謝状が授与された。これは、同コースが毎年9月に1年生を対象とした1泊2日の救命講習合宿を行い、普通救命講習の拡大に尽力したことに対して贈られたもの。

●帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科救急救命士コース
 同コースは、近年増加傾向にある救急救命処置を必要とする傷病者に対して、病院前救護を行う「救急救命士」をめざすコース。基礎医学ならびに救急医学の基礎を段階的に習得し、緊急時対応の分野で活躍するスペシャリストの養成を行う。

▼本件に関する問い合わせ先
 帝京大学本部広報課
 TEL: 03-3964-4162
 FAX: 03-3964-9189
 HP: http://www.teikyo-u.ac.jp

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