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実践女子大学・実践女子大学短期大学部が渋谷キャンパスで公開市民講座「マス目のなかの物語」を開催

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実践女子大学・実践女子短期大学部(東京都日野市、学長、田島眞)では現在、近代日本文学の肉筆資料の収集に力を入れ、授業にも活用している。このたび渋谷キャンパスの開設を記念し、「マス目のなかの物語」と題した公開市民講座を開催。同時に、梶井基次郎、芥川龍之介、谷崎潤一郎など、同大所蔵の近代作家の生原稿を展示する特別展を開催する。参加費無料。

 実践女子大学・実践女子短期大学部では渋谷キャンパス移転を記念して、「マス目のなかの物語」と題した公開市民講座を開催。第1回目は梶井基次郎の短篇小説『檸檬』の草稿群の解説を同大教員が行い、第2回目は直木賞作家・出久根達郎さんに、手書き原稿や古書の魅力について伺う。
 同時に、梶井基次郎、芥川龍之介、谷崎潤一郎など、本学所蔵の近代作家の生原稿を展示する特別展を開催する。

◆実践女子大学・実践女子大学短期大学部公開市民講座 「マス目の中の物語」
【日 程】 2014年10月11日(土)、10月18日(土)
【会 場】 実践女子大学渋谷キャンパス(東京都渋谷区東1-1-49)
【講座概要】
○第1回 幻の『檸檬』草稿(瀬山の話)出現!
日 時: 10月11日(土)14:00~16:30(13:30開場)
内 容:
 梶井基次郎の短篇小説『檸檬』は、青春の危機的精神を語る不朽の名作です。2011年、実践女子大学は半世紀以上所在不明だったその下書きを含む草稿群(「瀬山の話」)約80枚を購入し、『檸檬』誕生の秘密に迫る調査を開始しました。
 今回は渋谷キャンパスの開設を記念して、この草稿群の特別展示と解説を行います。文庫本では読めない作家の手書き文字で、名作の裏側の世界を味わってみませんか。特別展には芥川龍之介・谷崎潤一郎などの貴重資料も出品します。
講 師:
 「梶井基次郎『檸檬』の誕生まで」実践女子大学 文学部国文学科  教授 棚田輝嘉
 「『檸檬』草稿(瀬山の話)から見えるもの」文学部国文学科 准教授 河野龍也
 「ギャラリー・トーク」文学部国文学科 教授 棚田輝嘉   准教授 河野龍也
・申込不要
・参加無料
○第2回 直木賞作家・出久根達郎さん講演会 「作家の値段」
日 時: 10月18日(土)14:00~16:00(13:30開場)
内 容:
 作家・出久根達郎さんをお招きします。出久根さんは下町の古書店を舞台にした『佃島ふたり書房』で第108回直木賞(1992年下半期)を受賞。長年古書店経営に携わって来られました。古書店主としてのご経験にもとづく楽しいエッセイの数々は、一冊の本と出会う喜びに改めて気付かせてくれます。今回の公開講座では、出久根さんならではの古書にまつわる裏話や、近代作家の肉筆原稿に触れる楽しさについて、多彩なエピソードをまじえてご紹介いただきます。
講 師:
 「作家の値段」出久根達郎氏
 「ギャラリー・トーク」実践女子大学 文学部国文学科 教員
・申込不要
・参加無料
※内容は各開催日で異なり、続き物ではありません。ご都合に合わせてご参加いただけます。

※同時開催 特別展「よみがえる身体性の記憶―梶井基次郎『檸檬』草稿(瀬山の話)など―」
【会 期】 10月6日(月)~26日(日)
【休館日】 10月12日(日)、10月25日(土)
【開館時間】 11:00~17:00
【会 場】 渋谷キャンパス1F 香雪記念資料館企画展示室1

▼本件に関する問い合わせ先
 実践女子大学学務部 庶務課庶務担当
 TEL: 03-6450-6817

5937 2014公開市民講座(国文学科)表

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