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筑波学院大学は、学生食堂で冬場には日本の鍋料理を提供しているが、社会人用のコミュニティカレッジでは、ドイツ特産のホットワインや鍋料理を試食する機会を提供している。
筑波学院大学(茨城県つくば市 学長 大島愼子)は、地産地消をモットーとする学生食堂で毎月特別フェアを行っており、秋には「秋の味覚シリーズ」として茨城県特産の栗料理や冬場は「ピリ辛鍋」など鍋料理を提供している。
ユニークな試みとして、社会貢献として市民に開放しているコミュニティカレッジで、11月と12月に学生食堂を開放してドイツワイン講座を開催。参加者がドイツの冬場に欠かせないホットワイン(グリューヴァイン Gluehwein)を作り、学生も参加して作り方を学んできた。
グリューヴァインは赤ワインに柑橘類やシナモンなどの香辛料を加えて温めたもので、ドイツやオーストリアのスキー場やクリスマスマーケットに欠かせない飲み物。
今年は11月19日に学生食堂で、「ドイツワインの夕べ」を開催し、ドイツの家庭料理である煮込みスープ「アイントプフ(Eingtopf)」 をドイツレストランのシェフに習い、試食後に学生食堂の昼食フェアのメニューにする予定である。
アイントプフは「鍋の中に投げ込んだ」という意味の簡単な料理で、「農夫のスープ」とも呼ばれているが、ソーセージにジャガイモ、ニンジンなど一般的な野菜を煮込んでトマト味やコンソメ味で仕上げるものである。近隣には手作りソーセージの工房もあり、豊富な野菜が収穫できるので、地域の食材を利用して、海外の料理に挑戦する。
ドイツやオーストリアに滞在経験のある教員が、メニューのアイデアをだして地域との交流も深めている。
【追記】 ドイツの煮込みスープ「アイントプフ」は12月10日(水)、及び2015年1月21日(水)の11:30-14:00に本学学食で提供します。学食は一般の方にも開放しています。
【お詫びと訂正】 本記事中、11月15日に「ドイツの夕べ」が開催される、とあったのは、「11月19日に『ドイツワインの夕べ』を開催」する、の誤りでした。ここにお詫びして訂正いたします。(大学通信)