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東京農業大学(世田谷区桜丘1-1-1、学長高野克己)は12月10日(水)、世田谷キャンパスにおいて、第9回「食・農・環境」教育フォーラムを開催。今回は「新規就農への道筋とその支援」をテーマに、新規就農をした経営者の実践報告を踏まえて総合討論を展開する。
わが国農業の担い手をめぐっては、後継者不足や高齢化が進行している。しかし一方で、非農家出身者を含め、職業としての農業に関心を抱き、学卒後もしくは将来の就農を展望し、その可能性を探る若者も潜在的に広く存在すると見られている。
こうした中で、今回のフォーラムでは、新規就農を討議の対象に取り上げ、キャリア教育の視点も踏まえつつ、東京農業大学生の意識の啓発を促す機会の一つとするとともに、研究面からも論点の蓄積を図ることをねらいとしている。
とりわけ、農地・資金・地域社会との関係等において、いわばゼロからの出発による新規就農に焦点をあて、(1)その実現への道筋や経営の定着化をめぐる条件、(2)関連する支援については、制度面の活用や先達者による組織的なサポートの内容等を検証していく。
そこで、非農家出身者で自ら就農を果たし、かつ現在は農業界の新たな人材育成にも尽力している経営者等をパネリストに招き、その実践に裏付けられた報告や総合討論を展開する。
◆第9回「食・農・環境」教育フォーラム 概要
【日 時】
12月10日(水) 13時~16時10分
【場 所】
東京農業大学世田谷キャンパス 百周年記念講堂
(〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1)
【テーマ】
「新規就農への道筋とその支援」
【パネリストと報告テーマ(敬称略)】
●第1報告:
木之内 均((有)木之内農園・熊本県南阿蘇村)
「農業経営の魅力とその起業・成功への道しるべ」
●第2報告:
原 啓一郎(長野県農政部農村振興課)
「新規就農をめぐる支援活動と関連制度の活かし方」
●第3報告:
三浦 徹(みうら農園・宮城県角田市)
「新規就農に向けて何を学び・準備するか-新農業人ネットワークの活用も」
●座長:
稲泉博己(国際バイオビジネス学科教授)
堀部篤(食料環境経済学科准教授)
※申込不要/参加無料
【問合せ】
「食・農・環境」教育研究プロジェクト 担当・五條 (ごじょう)
TEL: 03-5477-2362(研究室直通)、03-5477-2352(学科事務室)
▼リリースに関する問い合わせ先
学校法人東京農業大学戦略室 上田、園部
〒156-8502 世田谷区桜丘1-1-1
TEL: 03-5477-2300
FAX: 03-5477-2707
http://www.nodai.ac.jp