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読書で人をつなぎ、地域活性化を――現役明治大学生が「一般社団法人ビブリオポルトス」を設立、読書を通じた社会貢献活動を積極展開

大学ニュース  /  学生の活動

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明治大学法学部3年の小松雄也さんは、今年9月に「一般社団法人ビブリオポルトス」を設立。活動拠点である神奈川県川崎市を中心に、「ビブリオバトル」(注1)の開催や、学校や企業での講座の提供、「理想の本棚」作りなど、読書を通じた世代間交流や地域活性化を促す、社会貢献活動を精力的に展開している。

 読書好きであった小松さんは、2013年に大学生・大学院生を対象とした「ビブリオバトル首都決戦」のファイナリストになったことをきっかけとして、個人的体験である読書を、たくさんの人たちと交流する社会的な万能ツールにできないかと考え始め、読書を通じた社会貢献活動をより幅広く展開するために「一般社団法人ビブリオポルトス」を設立。

 日本人の読書量が減少していると言われる昨今、ビブリオバトルの普及活動をはじめ、読書を通じた「読む」「聞く」「話す」「書く」ためのトレーニングプログラムを学校教育の現場や企業研修の中で提供したり、「読みたい本がない」「どんな本を買ったら良いのかわからない」といった個人や学校・図書館・病院など公共施設に対し、要望を聞いた上で選書し、「理想の本棚」を提供する活動を行っている。

(注1)「ビブリオバトル」とは、発表者が5分間で本の魅力を語り、3分間の質疑応答を挟んで、どの本が一番読みたくなったかを参加者全員で決める、2008年に京都大学で始まったゲーム形式の書評合戦。2010年にはビブリオバトル普及委員会が発足し、現在では全国各地で開催されている。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課 担当:角田(かくだ)
 TEL:  03-3296-4330 
 E-mail: koho@mics.meiji.ac.jp