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筑波学院大学は、環境モデル都市であるつくば市が推進する1人乗り電気自動車(超小型モビリティ)活用事業に協力。2014年12月から2015年1月まで授業および学外活動で利用し、実験を行う。
筑波学院大学(茨城県つくば市 学長大島愼子)は、環境にやさしい移動手段を提唱しているつくば市に協力し、12月と1月の2か月間、1人乗りの超小型モビリティの実験に協力している。
これは、トヨタ車体が開発した電気自動車でコムスP-COM および コムスデリバリーの2台を利用し、国土交通省補助事業として市内の低炭素交通の実現を目指す取り組み。最高速度は時速60kmで航続可能距離は約50km。100V家庭用コンセントで充電するもので、大学では構内に保管場所と充電場所を確保して学生の企画および情報系教員のゼミで使用し、報告書を提出する。
11月に学生から利用のアイデアを募り、12月10日より学内に車両を展示している。
筑波学院大学では、つくば市をキャンパスに」学修するという理念のもとに、教室での学びだけでなく、地域で企業や自治体と協働で社会貢献活動を行っており、この度のモビリティ実験もこの一環で行われる。
1年から3年のグループが、筑波山を中心に観光活性化のルートを立案し、電気自動車で観光資源調査と人の移動の可能性を研究する。また、原発被害により福島県から避難し、つくば市に今も居住している年配の被災者のサポートとして、1人乗り電気自動車の利用法を試行している。
現在、学生が大学保有の電動立ち乗り二輪車セグウェイを、モビリティロボット特区であるつくば市で実証実験をしており、小学生の通学の見守りを継続している。 このグループが雨天にも対応している電気自動車で、通学路の安全確認等に利用する予定である。
また、高藤清美教授のゼミでは、市内の環境計測の実施を迅速に行う実験を、この電気自動車利用で1月から開始する。