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文教生が付加価値提供の「コト売り」で花屋の経営を立て直す! ――「フラワーショップ京王 市ヶ谷店」で3月5日より実証実験販売を開始

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文教大学国際学部那須一貴ゼミナールの学生が、株式会社京王グリーンサービスより依頼を受け、「フラワーショップ京王 市ヶ谷店」の経営改善に取り組んだ。3月5日より店舗の一角で、花の持つ癒し効果や心理効果をアピールして購入を促す実証実験販売を開始する。

 「フラワーショップ京王 市ヶ谷店」は、株式会社京王グリーンサービスが京王線沿線外に初めて出店した店舗で、昨年2月に東京都千代田区九段北にオープンした。
 那須ゼミナールは昨年、京王電鉄に対して「100円バス」経営改善のための提案をしており、その実績を評価され、同じグループ会社である京王グリーンサービスより依頼を受け、今回の同店に対する経営改善プロジェクトが始まった。本プロジェクトは2014年11月より始まり、那須ゼミナールの3年生8名が参加している。

 学生から店への提案は「競合他社との差別化のために、花自体を提供する『モノ売り』から、付加価値を提供する『コト売り』へのシフト」である。具体的には、『コト売り』を行うツールとして、花が持つ癒しの力や心理効果を利用。花の香り、色、アレンジメントの心理効果に基づき、店舗内の花に「安眠効果」「集中力アップ」「ダイエット効果」「ストレス解消」など、花ごとの癒し効果を明記し、オフィス街と高級住宅街に囲まれた市ヶ谷で、働く女性や主婦、女子大生などの悩みや希望に沿った花を提案する。花を売るだけでなく、花を購入することによって購入者が得られる心理効果を紹介することで、販売促進を目指している。

 店内にはお客様が花を選びやすいように花を色別に陳列し、それぞれの色や花の持つ効能などが一目でわかるPOPや、花の種類と効能を一覧にまとめたマトリックス表「花選びメニュー」を掲出する。一度訪れたら何度も訪れたくなるような、視覚と嗅覚と心を刺激する新しい花屋を作り上げた。那須ゼミナールの学生は10日間交代で店舗に立ち、実際に接客・販売をする。

 今回の実証実験販売の結果を踏まえ、京王グリーンサービスに対して4月に最終提案を行う予定。

~お花で毎日ルンルンプロジェクト~

【実施期間】 2015年3月5日(木)~16日(月) ※日曜定休

【実施場所】 フラワーショップ京王 市ヶ谷店
         (東京都千代田区九段北4-1-10 九段ビル1階)

【営業時間】 10:00~20:00 (土曜日 11:00~18:00)

▼本件に関するお問合せ先
  文教大学 広報マーケティング室
  TEL: 03-3783-5511(代表)