京都産業大学

地域と共働した「実社会で役に立つ文化学」を学生が発表 ~「嵯峨・嵐山地域の百人一首の魅力を訪ねて」――京都産業大学

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京都産業大学は、2015年4月に国内の大学で初めてとなる“京都文化”を冠した学科『文化学部 京都文化学科』の開設を直前に控え、文化学部小林一彦ゼミ生が、京都をフィールドにしたPBL型授業の取り組みとして、小倉百人一首殿堂「時雨殿」(*1)および富士ゼロックス株式会社と共働で、嵯峨・嵐山地域の百人一首の魅力を発信する「音声ガイドコンテンツ」を制作した。3月8日(日)に記念イベントが開催され、学生がパネリストとして活動を発表する。

 2015年4月に“京都文化学科”を開設する京都産業大学文化学部の小林一彦ゼミは、嵯峨・嵐山地域と連携した百人一首の普及・啓発事業推進委員会が文化庁から採択を受けた補助事業「地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業(*2)」の“嵯峨・嵐山地域と連携した百人一首の普及・啓発事業(平成26年度採択)”に協力し、百人一首ゆかりの地を、スマートフォンを使って解説を聞きながら散策できる「音声ガイドコンテンツ」を制作した。このたびその披露を兼ねたイベント「嵯峨・嵐山地域の百人一首の魅力を訪ねて」が、「時雨殿」にて開催される。

 京都の地域、現場で学んだ学生たちの成果発表、学生たちが編み出した裏技の数々を多くの方に聞いてもらい、文化学部 京都文化学科の目指す「実社会で役に立つ文化学」を理解いただくよう、また、実際に音声ガイドアプリを使用して百人一首ゆかりの地を巡る散策ツアーも企画されている。

(*1) 小倉百人一首殿堂「時雨殿」とは
 公益財団法人小倉百人一首文化財団が運営する、百人一首の多様な世界を体感できるミュージアム。

(*2) 文化庁「地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業」とは
 美術館・歴史博物館を地域の文化の拠点として活性化するとともに、地域との共働の下、美術館・歴史博物館が有する多面的な可能性を生かした事業の展開を支援することを目的としている事業。

■「嵯峨・嵐山地域の百人一首の魅力を訪ねて」
・開催日時: 2015年3月8日(日)13:00~15:00
・場  所: 小倉百人一首殿堂 時雨殿
        (〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11)
・対 象 者: 一般
・参加方法: 事前申込制・参加無料 ※時雨殿への入館料が必要
・定  員: 100名 ※先着順
・申込方法: 下記の必要事項を記入の上、メールもしくはFAXで応募
         1.参加希望人数、2.代表者氏名、3.住所、4.連絡先電話番号、
         5.スマートフォンの有無、6.連絡先メールアドレス
         E-mail: ogura@kyo.or.jp  FAX: 075-882-1103
・申込締切: 2015年3月6日(金)必着
・そ の 他: 当日は、スマートフォンをお持ちでない方もご参加いただけます。
・主  催: 公益財団法人小倉百人一首文化財団
・協  力: 富士ゼロックス株式会社、株式会社グラフィック、京都産業大学

※京都産業大学HPでも紹介
  http://www.kyoto-su.ac.jp/more/2015/305/20150308_arashiyama.html

▼本件に関する問い合わせ先
 京都産業大学 文化学部事務室
 TEL: 075-705-1941

【追記】 本文中に(*1)(*2)の注釈を追記しました。(2015/03/06 11:27 大学通信)