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神奈川大学横浜キャンパス国際センター(新棟)の工事が開始

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神奈川大学横浜キャンパスマスタープランの推進により、国際センター(新棟)の新築工事が開始された。この事業は、国土交通省 平成26年度木造建築技術先導事業に採択されている。 

【本件のポイント】
●横浜キャンパスマスタープランの推進により、国際センター(新棟)の新築工事が開始
●「日本らしい国際センター」をテーマにして、材料に「木」を採用
 (国土交通省 平成26年度木造建築技術先導事業に採択)
●神奈川大学初!環境への配慮として、カーボンオフセットを建築行為によって実施

 神奈川大学は2010年(平成22年)度に横浜キャンパスマスタープランを策定し、将来構想の実現に向けて、現在キャンパスの整備事業に取り組んでいる。

 今回工事が開始された横浜キャンパス国際センター(新棟)は、「日本らしい国際センター」をテーマに、材料に「木」を採用。この木造化、木質化への取り組みが、先進性・普及性があると評価され、国土交通省 平成26年度木造建築技術先導事業に採択された。

 木造というと火災に弱いイメージがあるが、今回の建物は木の仕上げを室内にすべて見せながら、準耐火構造の認定を取得しているのが特長。「もえしろ設計」(「燃えてもなくならないくらいの厚み」を木材にもたせる特殊な設計)という手法を採用し、完成後は、まるで木の塊のような室内空間となる予定である。

 また、今回の建築工事は、環境負荷の低減にも取り組んでいる。環境への配慮として、カーボンオフセットを建築行為によって実施することは神奈川大学にとって初めての試みとなる。

 なお、横浜キャンパス国際センター(新棟)の計画・設計には、3号館および28号館に引き続き、神奈川大学工学部建築学科の教員と工学部建築学科卒業生が携わっている。

【横浜キャンパス国際センター(新棟)新築工事概要】
・名  称: 横浜キャンパス(仮称)国際センター 新築工事
・所在地: 神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1
・予定工期: 2015年1月~9月
・延床面積: 771.82m2
・構  造: 木造+RC造
・デザイン監修: 神奈川大学工学部建築学科
            (内田青蔵 教授、重村 力 教授、曽我部昌史 教授、
             山家京子 教授、中井邦夫 准教授)
・設計監理: 有限会社鈴木アトリエ一級建築士事務所 鈴木信弘
・施工業者: 岡山建設株式会社

▼この件に関するお問い合わせ先
 神奈川大学 施設部キャンパス整備課
 TEL: 045-481-5661(代表)

6724 横浜キャンパス国際センター 外観イメージ図