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芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)の学生プロジェクト団体「すみだの‘巣’づくりプロジェクト」は2月26日、防災イベント「イザ!カエルキャラバン!IN 寺島2017※」内の企画の一つとして、“防災ファッションショー”を企画・実施した。本イベントには約200名の子どもたちが参加。東日本大震災から6年を目前に、避難時に身の回りの新聞紙やビニールを使用して暖を取る方法を学んでもらうことを目的に企画した“防災ファッションショー”には、30名以上の子どもたちが参加した。ただ身近なもので暖を取る方法を教えるだけでは子どもたちに興味を持ってもらえないと考え、オリジナルの服を作ってファッションショーの形式とすることで、楽しく防災を学ぶきっかけとした。また、暖かさを体感するだけでなく、サーモグラフィーカメラで着用前後の温度を測ることで効果を可視化して学べる企画となった。
※NPO法人プラス・アーツが全国展開する、おもちゃの交換会と防災訓練を組み合わせた防災イベント。墨田区の防災まちづくり組織である一寺言問を防災のまちにする会主催のもと、墨田区第一寺島小学校で実施。
子どもたちは、暖の取れる自分だけのチョッキ作りに一生懸命取り組み、サーモグラフィーカメラでの効果測定にも興味津々。「参加できて良かった」「効果が実感できて楽しかった」という声が子どもたちから挙がり、「すみだの『巣』づくりプロジェクト」のメンバーの学生は「防災体験を子どもたちに提供する場に関わったことで、自分たち自身も勉強になりました」と話した。
■「すみだの『巣』づくりプロジェクト」について
学生が企画運営をし、大学が資金援助をする芝浦工業大学の取り組み「学生プロジェクト」に、2016年度採択。墨田区の地域住民と連携し、災害に強いまちづくりを提案するため地域イベントの実施や防災ものづくりを行っている。10月には、避難経路を実際に歩く「防災遠足」を実施した。今後、2017年4月2日(日)には福島県の玉川村の方々によるマルシェ(出張販売会)出展の手伝いと防災相談会を行う予定のほか、防災マップを普段使いできるバッグに印刷した「防災マップバッグ」をイベントなどに出展するなど、商品化を模索していく。
▼本件に関する問い合わせ先
芝浦工業大学 経営企画部企画広報課 担当: 鮫島
TEL: 03-6722-2900
E-mail: koho@ow.shibaura-it.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 芝浦工業大学 |
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URL https://www.shibaura-it.ac.jp/ |
住所 東京都江東区豊洲3丁目7−5 |
理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。 東京都(豊洲)と埼玉県(大宮)に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。 2024年には工学部が学科制から課程制に移行。 2025年にデザイン工学部、2026年にはシステム理工学部で教育体制を再編し、新しい理工学教育のあり方を追求していきます。 創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。 |
学長(学校長) 山田 純 |