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立正大学法学部と品川区教育委員会が「ふれあいインターン」を開始 -- 協働教育推進事業に関する覚書に調印 --

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立正大学(東京都品川区大崎/学長:齊藤昇)法学部と品川区教育委員会が協働教育推進事業「ふれあいインターン」を開始するにあたり、調印式が2018年7月19日(木)、立正大学において行われました。

 立正大学法学部では、法学をより深く学ぶために、2年生から専門ゼミに所属し、社会との接点を早くから持てるよう、品川区の小学生に向けた法学教育への参加や、国会議員の秘書会でのインターンシップなど、実社会とのつながりを意識した多くの取り組みを行ってきました。

 今回の「ふれあいインターンシップ」では、同学部の学生が品川区の適応指導教室(※)で児童・生徒への教育支援を行います。学生は現実に起きている問題にじかに触れる経験をすることで、学修を深め、キャリア形成につなげます。
 2018年度の参加学生は3年生7名で、参加者は事前学習や適応指導教室の見学を行ったうえで、9月から12月頃、教室の運営を補助し、大学生の立場で教育相談を受けながら夢を語り合うなど、児童・生徒に寄り添った支援を行います。

 調印式で位田央(いんでん・ひろし)法学部長は「本学は仏教精神に基づいた『「モラリスト×エキスパートを育む。』という教育目標を掲げています。学生が(児童・生徒との)ふれあいをとおして、精神的に成長する機会となることを願っています。」と話し、中島豊教育長は「子どもの不登校には、一人ひとり違う状況があり、その対応はとても難しい。この取り組みが一人でも多くの子どもに光を与える機会になれれば」と思いを語りました。

(※)適応指導教室
 心理的な要因等により、不登校傾向の状態にある児童・生徒に対して、学校復帰や社会的自立に向けた支援をする教室。
 個別学習やソーシャルスキルトレーニング・体験活動等を行う。

【この件に関するお問い合わせ先】
 立正大学法学部 電話:03-3492-3183 
 教育委員会事務局 大関 教育総合支援センター長 電話:03-3490-2016

20180719法学部x品川区_023.jpg 協定書を交わした、品川区中村豊教育長(左)と位田央立正大学法学部長(右)