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　2019年は、聖心女子大学の第1期卒業生で、作家・イタリア文学翻訳家として知られる須賀敦子氏の生誕90年の年にあたる。それを記念して同大図書館では、企画展「須賀敦子―生誕90年記念展示―」を開催している。これは、昨年開催した須賀敦子氏の没後20年を節目とする展示に続く第2弾として開催するもの。会期中の3月20日は須賀氏の命日にあたる。

　今回はイタリア文化会館の協力のもと、須賀氏の直筆メモなど貴重な資料を多数展示。「聖心女子大学での学び」を糧として、よく考え、行動に移し、自分の夢を実現すると同時に自らの使命を見出し、イタリア文学者として生涯を送った女性の生き方を、同大の学生のみならず一般の人にも伝える企画となっている。概要は下記の通り。

◆「須賀敦子―生誕90年 記念展示第2弾　イタリア文学者として、その足跡―」
【会　期】　3月11日（月）～4月13日（土）
【時　間】
・平日　9:00～20:00
・土曜　9:00～17:00（3月中の土曜は閉館）
・オープンキャンパス開館日（3/24日曜）　10:00～17:00
【場　所】　聖心女子大学図書館　展示コーナー（東京都渋谷区広尾4-3-1）
【アクセス】
　東京メトロ日比谷線「広尾駅」下車 徒歩約3分※
　※南門（広尾駅1・2番出口、広尾商店街からの経路）は3月15日まで工事中のため、北門（4番出口）または正門からご来学ください。3月18日以降はすべての門をご利用いただけます。
　http://www.u-sacred-heart.ac.jp/access/index2.html
【主　催】　聖心女子大学図書館
【協　力】　イタリア文化会館

■須賀敦子
　1929年－1998年。作家・イタリア文学翻訳家。
　イタリアで結婚生活を送り、谷崎潤一郎『春琴抄』や川端康成『山の音』などの日本文学をイタリア語訳。また、タブッキやムナーリらの作品を日本語に翻訳した。『ミラノ 霧の風景』で1991年に女流文学賞、講談社エッセイ賞を受賞。

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・聖心女子大学図書館で「須賀敦子 -- 没後20年記念展示 -- 」を開催（9月29日まで）（2018.09.18）
　https://www.u-presscenter.jp/2018/09/post-40065.html