関西大学

◆関西大学で日本初のクラウド型ホテルを展開するSEKAI HOTEL株式会社との共同授業 ◆『アントレプレナーと考える地域活性』を開講

大学ニュース  /  地域貢献

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関西大学ではこのたび、SEKAI HOTEL株式会社と連携し、ホテル業界が抱えている課題解決に挑む科目『プロジェクト学習(アントレプレナーと考える地域活性)』を10月12日から計4日間開講します。

【本件のポイント】
・地域の空き家の解決を軸に国際的観光拠点を創造するSEKAI HOTEL(株)による産学連携科目
・異なる専門性を持つ学生が学部の枠を越えて協働し、ホテル業界が抱える課題解決に取り組む
・起業家の思考体系や実行までのプロセスを学ぶことがアントレプレナーシップの醸成につながる

 少子高齢化や人口減少などによる空き家の増加は深刻な社会問題です。管理されていない空き家は防災や衛生、景観などの面で地域に悪影響を及ぼします。そのような中、大阪では観光客の増加に伴う宿泊施設不足を解消するため、空き家を再生したホテルが誕生し、地域活性化にも貢献しています。本講義の目的は、ホテル業界が抱えている課題の背景を理解し、ディスカッションを通じて問題解決にあたり、最適解を見出すこと。日本初のクラウド型ホテルを展開するSEKAI HOTEL(株)協力のもと、異なる学部で学ぶ学生が協働し、課題に取り組みます。

■ 実際に学生たちの提案したサービスが採用されることも。リアルな課題解決に挑む
 講義では、矢野浩一氏(SEKAI HOTEL(株)代表)による起業や会社経営についての講演のほか、空き家問題、インバウンドをテーマとした講義を通じて、地域が抱える課題の理解を深めます。グループ別に取り組む課題は「ユーザーとの接点でブランドを発揮できる、お土産やアメニティの開発」。学生らは現地での情報収集を効率よく進めるために、調査項目を整理したうえでフィールドワークを行い、課題に向き合います。いまだ世の中にないサービスを創るベンチャー企業や新規事業企画に興味がある学生にとっては、起業家の思考体系や実行に至るプロセスを学ぶことにより、アントレプレナーシップの醸成にもつながります。

<『プロジェクト学習(アントレプレナーと考える地域活性)』の概要>
【概 要】
  地域における空き家の解決を軸に大阪における国際的観光拠点を創造しているSEKAI HOTEL(株)と連携して行う学部横断型プロジェクト学習。起業家が持つユニークな着眼点と新規事業展開の方法に焦点を当て、地域が抱えている課題について、異なる専門性を持つ学生らが幅広い視野と協働的な視点で課題発見・解決能力の向上を目指す。
【日 時】
・第1回:10月12日(土)9:10~16:10
 イントロダクション、矢野浩一氏(SEKAI HOTEL(株)代表)による講演、クジラ株式会社による講義、課題発表、チームビルディング
・第2回:10月19日(土)9:10~16:10
 フィールドワーク
・第3回:10月26日(土)9:10~16:10
 ビジネスプレゼン(進捗発表)、グループワーク
・第4回:11月9日(土)9:10~14:30
 個人発表、グループ発表、講評
 ※グループ発表は11:00頃の予定
【場 所】 関西大学 梅田キャンパス 4階 KANDAI Me RISEラボ
【受講者】 13名

▼本件の詳細▼
・関西大学プレスリリース
 http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2019/No50.pdf

▼メディア関連の方▼
※取材をご希望の方は、お手数ですが、下記お問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。

▼本件に関する問い合わせ先

総合企画室 広報課

浦田、寺崎

住所

: 大阪府吹田市山手町3-3-35

TEL

: 06-6368-1507

FAX

: 06-6368-1266

E-mail

kouhou@ml.kandai.jp