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東大スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI) パラスポーツシンポジウム 「パラスポーツの可能性:連携と発展に向け」

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パラスポーツは多様な文化への理解を深め、あらゆる人々の共生社会を拓いていく力を有しています。
このパラスポーツの普及発展と活力ある共生社会の実現に向け、本学は日本障がい者スポーツ協会 および日本スポーツ振興センターと連携協定を締結し、スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI)を中心にパラスポーツ研究・教育・情報発信を推進しています。そこで本シンポジウムでは、パラスポーツの価値を改めて捉え直すとともに、東京 2020 パラリンピック以降に向け、本連携の持つ意義や今後の 展望について、3者からそれぞれ登壇し、ディスカッションしていきます。

●日時:2021年3月25日(木)17:30~19:00
●形式:オンライン(Zoom)での開催
●主催:東京大学スポーツ先端科学連携研究機構
●協力:日本障がい者スポーツ協会、日本スポーツ振興センター
●参加申込:下記のリンクのフォームよりお申し込みください。
(参加費無料) https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tJUuc-6gpj0pEtM8cMHu5crS6AN0QzAtrGbi
●連絡先:UTSSIパラスポーツシンポジウム担当 utssi.parasports@gmail.com

●プログラム:
○第一部:パラスポーツの可能性と意義担当理事メッセージ(予定):藤井輝夫(東京大学理事・副学⻑、UTSSI 担当理事)
機構⻑挨拶:「パラスポーツ先端研究教育連携プロジェクトについて」
       中澤公孝(東京大学大学院総合文化研究科教授、UTSSI機構⻑)
基調講演1:「パラリンピックブレイン」中澤公孝(東京大学大学院総合文化研究科教授、UTSSI機構⻑)
基調講演2:「パラスポーツと自己への気づき」熊谷晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
基調講演3:「パラスポーツを通じた共生社会」
       河合純一(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会委員⻑)
○第二部:パネルディスカッション「パラスポーツを通じた連携・協働の可能性を探る」
モデレーター:熊谷晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
       藤原清香(東京大学医学部附属病院リハビリテーション科講師)
パネ リスト:中澤公孝(東京大学大学院総合文化研究科教授、UTSSI 機構⻑)
       高橋秀文(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会常務理事)
       久木留毅(独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター国立スポーツ科学センターセンター⻑)

●登壇者紹介
○中澤公孝(東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、UTSSI 機構⻑)
 国立障害者リハビリテーションセンター研究所在職時から⻑年、脊髄損傷者の歩行機能回復をめざした神経生理学的研究に従事。現職に異動後、スポーツスキルの神経科学研究、スポーツをフィールドとした認知神経科学分野にも研究領域を拡張。近年ではパラリンピック選手の脳研究を一つの柱として、リハビリテーションやスポーツフィールドへの成果還元、社会実装を企図した研究活動を展開している。

○熊谷晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター准教授、東京大学先端科学技術研究センター准教授、小児科医。東京大学バリアフリー支援室⻑)
 新生児仮死の後遺症で、脳性マヒに。以後車いす生活となる。東京大学医学部医学科卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現職。専門は小児科学、当事者研究。

○河合純一(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会委員⻑)
 1975年生まれ。生まれつき左目の視力はなく、15歳で右目も失明し、全盲となる。パラリンピックには1992年バルセロナ大会から2012年ロンドン大会まで6大会に出場し、金メダル5つを含む全21個のメダルを獲得。2016年には日本人初となる国際パラリンピック委員会(IPC)の殿堂入りも果たす。2020年1月より現職。東京2020パラリンピック競技大会日本代表選手団団⻑にも就任。

○高橋秀文(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会常務理事・日本パラリンピック委員会副委員⻑)
 昭和53年4月に東京ガス株式会社に入社し、神奈川支社⻑・執行役員などを務め、平成27年度に公益財団法人日本障がい者スポーツ協会に出向。公益財団法人日本障がい者スポーツ協会常務理事、日本パラリンピック委員会副委員⻑となり、パラリンピックに携わるようになる。現在は東京2020パラリンピック競技大会の成功と、共生社会の実現を目指し活動を行っている。

○久木留毅(独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター国立スポーツ科学センターセンター⻑)
 クロスアポイント制度にて、専修大学より日本スポーツ振興センターに出向中。ハイパフォーマンススポーツにおける実践および研究に従事し、英国ラフバラ大学客員研究員、スポーツ庁参与、日本パラリンピック委員会(JPC)特別強化委員会委員、ASPC(国際スポーツ強化拠点連合)アジア大陸理事、UWW(世界レスリング連合)テクニカル委員会委員・科学委員会委員、日本オリンピック委員会(JOC)情報戦略部門部門⻑、日本レスリング協会ナショナルコーチ兼テクニカルディレクターなどを歴任。

○藤原清香(東京大学医学部附属病院リハビリテーション科講師)
 国立障害者リハビリテーションセンター病院に勤務し、障がい者スポーツに出会う。2008年北京パラリンピック日本選手団帯同医、東大総⻑賞受賞。2012年先天性障害児の義肢装具診療とスポーツをテーマにカナダへ臨床留学。帰国し現職。リハビリテーション科・整形外科専門医・指導医、障害者スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、国際オリンピック委員会認定スポーツ医。(一社)ハビリスジャパン理事。

▼本件に関する問い合わせ先

UTSSIパラスポーツシンポジウム担当

E-mail

utssi.parasports@gmail.com