拓殖大学

第23回 全国高校生・留学生作文コンクール2021 表彰式を開催

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拓殖大学では毎年、全国の高校生、外国人留学生を対象に「作文コンクール」を実施している。これは、明治から大正にかけて日本が国際社会に登場していく上で重要な足跡を残した第三代学長・後藤新平、第二代学監・新渡戸稲造の精神を受け継ぎ、「国際協力」「国際理解」「社会貢献」の重要性を広く伝え、グローバルに活躍できる人材の育成を目的に開催しているもの。

 10月31日(日)に拓殖大学文京キャンパス後藤新平・新渡戸稲造記念講堂にて第23回全国高校生・留学生作文コンクール(主催:拓殖大学 拓殖大学後援会)の表彰式が行われ、全国より多くの入賞者が参加した。
 23回目を迎えた今回のコンクールは「AI 新しい社会と私たち」をテーマとして、全国から2,350編の作品が寄せられ、厳正な審査の結果、各部門の入賞作品が決定。高校生の部、「後藤新平賞(最優秀賞)」には今井萌加さん(拓殖大学第一高等学校1年)の「人と人の間に見つける働きがい」が選ばれた。全国の高校や日本語学校、大学別科で日本語を学ぶ外国人留学生を対象とする留学生の部では、中国出身のキョ・オウケツさん(東京都 申豊国際学院)の「私たちとAIとで創る新しい社会」が「新渡戸稲造賞(最優秀賞)」に選ばれた。
 
 後藤新平賞を受賞した今井萌加さんは受賞記念スピーチのなかで、AIにより少子高齢化や貧困の問題が解決される可能性と、益々働きがいの重要性が高まる未来社会について考えを述べた。
 新渡戸稲造賞を受賞したキョ・オウケツさんは、農村で生まれ育った自身の経験から教育格差の解決に向けたAIの活用について考えを述べた。受賞者の引率として表彰式に参加した日本語学校教員はコロナ禍のなか、多くの留学生が不便な学生生活を強いられているが、このような思い出になる式に参加させることができて良かったとその思いを語った。

■第23回 全国高校生・留学生作文コンクール 概要
(1)応募期間 2021年7月1日(木)~9月8日(水)
(2)テーマ  「AI 新しい社会と私たち」
(3)応募総数 2,350編

※各賞受賞者の氏名・学校等は拓殖大学ホームページをご覧ください
 https://www.takushoku-u.ac.jp/newsportal/summary/summary_211015_17443.html

▼本件に関する問い合わせ先

拓殖大学 広報室

TEL

: 03-3947-7160

E-mail

web_pub@ofc.takushoku-u.ac.jp

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