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【関西学院大学】世界市民明石塾「Challenges for SDGs!」 8月2、4、5日開催~高校生が明石・元国連事務次長と議論~

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国際公共分野のリーダーを養成・輩出することを目指している関西学院大学は、グローバルリーダーを志す全国の高校生を対象に、明石康・元国連事務次長(関西学院大学 学長特別顧問)を塾長とする「関西学院世界市民明石塾」を8月2日にオンライン、4、5日に対面で開催します。文部科学省 旧「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)や「ワールド・ワイド・ラーニング」(WWL)連携校をはじめとする全国の高校から30人が参加します。

 6回目となる今年のテーマは「Challenges for SDGs! ~教育と私たちの未来~Education and Our Future」。SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のうち、ゴール4「質の高い教育をみんなに」に焦点を当て、ワークショップやディスカッション、ディベートなどを実施します。
 8月4日は明石塾長が登壇します。現在91歳の明石塾長は、日本人初の国連職員として約40年勤務。1990年代にはカンボジアや旧ユーゴスラビアでの和平交渉等、国連平和維持活動に責任者として従事しました。国連時代の経験を交え「日本が世界で輝き続けるための教育課題 - 日本の大学生の国際競争力低下への対策は?」をテーマに基調講演を行います。講演後は、高校生の質問・疑問に明石塾長が答えながら対話の時間を持ちます。
 その後、「SDGsと私たちの未来 - 人新世って何?」をテーマとし、2030年までのSDGsや未来の地球を手掛かりに、「地球と私たちの未来はどうなるのか」「どう生きればいいのか」「どんな力が必要なのか」について議論します。また、ユニセフ・ラオス事務所の教育専門官として勤務する現役国連職員の上野明菜さんが自身のキャリアパスや業務内容などを話し、国連で働く魅力を高校生と語り合うことを予定しています。
 明石塾長のほか、国際機関や外務省等での勤務経験が豊富な本学の教授らが講師となり、3日間、高校生の議論を盛り上げます。最終日には集大成として、参加者全員で「教育と私たちの未来に関する青年の声明」を作り上げ発表します。

関西学院世界市民明石塾
■後援:文部科学省
■日程・開催方法:8月2日(火)オンライン形式(Zoom)
         8月4日(木)、5日(金)対面形式(西宮上ケ原キャンパス 大学院1号館1階会議室1)
         ※コロナ感染症の状況によりオンライン形式に切り替える場合あり。
■主なプログラム:
8月2日:・SDGsワークショップ「SDGsと本当に地球にやさしいってなんだろう?」
・南博・特命全権大使(広報外交担当兼国際貿易・経済担当、国際保健担当)による講演
8月4日:・明石塾長による基調講演、対話セッション
・現役国連職員との対話セッション「ユニセフとSDG4「質の高い教育をみんなに」」
8月5日:・英語による講義:「Education for the 21st Century」
・日本語と英語によるディベート
「教育は貧富の格差を広げるか?/Does education widen the gap between rich and poor?」
・「教育と私たちの未来に関する青年の声明」の採択作業、講師による講評
■参加高校生:全国の高校から30人

▼本件に関する問い合わせ先

関西学院広報室

住所

: 兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155

TEL

: 0798-54-6017

FAX

: 0798-54-0912

明石塾.jpg 2019年度の様子