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東日本大震災に学び「未来をひらく」東北の若者×聖学院学生協働による新たな試み -- 聖学院大学東北オンラインスタディツアー --

大学ニュース  /  学生の活動  /  地域貢献

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東日本大震災から11年、聖学院大学(埼玉県上尾市/学長:清水正之)は、震災直後から継続的に復興支援活動を行ってきました。コロナ禍で現地を訪れることが難しい中、今回は学生リーダーのみ現地を訪問し、オンライン中継を活用したツアーを実施します。内容は、学生と被災経験のある東北の若者が協働してゼロから企画しました。

今回のツアーのポイントは4点です。
1)被災経験のある東北の若者と聖学院大学学生がゼロから一緒に企画
協働する「Team大川‐未来を拓くネットワーク‐」は、東日本大震災の津波で児童74名、教職員10名が犠牲となった石巻市立旧大川小学校の出身者で立ち上げた団体です。「未来をひらく」は大川小学校の校歌のタイトルです。現在「未来のいのちを救う防災の普及」や「大川小を拠点にしたコミュニティの再生」を目指し活動を展開しています。聖学院大学とは2019年から関係が続いています。

2)震災から学び2つの「未来をひらく」
当日は、震災遺構大川小学校とオンラインで繋ぎ、震災当時小学5年生で津波に飲まれながらも生還した、只野哲也さんの話をうかがいます。そのあと、参加者同士で、「未来の命を守るために必要なこと」や、「大川小学校のこれからと自分たちの関り」について一緒に考える時間を持ちます。ここで出たアイディアは今後ボランティア活動として実践していく予定です。

3)学生オリジナル企画「東北の魅力発信」生中継
「東北の魅力」についても感じてもらうため、猫島として有名な田代島や新鮮な海の幸の食レポ等、現地でしか感じられない東北の魅力を学生たちが生配信します。交流時間には、事前に配布した金華サバの鯖缶をいただきます。

4)オンラインのメリットをフル活用
オンライン開催のメリットを生かし、他大学の学生(日本社会事業大学)や只野さんと交流のある本学卒業生も一緒に参加します。このツアーをきっかけに、コロナ後に一緒に実施する活動についても検討していきます。

参加者は、大学生17名、卒業生4名、教職員7名、日本社会事業大学学生10名、Team大川2名の計40名を予定しています。

◆東北オンラインスタディツアー【概要】
【事前】
・8月19日(金)10:00~ 只野哲也さんと学生実行委員によるオンライン会議
・8月25日(木)18:00~ 学生リーダーミーティング
・8月30日(火)14:00~ 学生リーダーミーティング
・9月04日(日)13:00~ 石巻に訪問し前日リハーサル
【本番】
・9月05日(月)
 13:30 大川小学校と繋ぎ只野哲也さんのお話
 15:00 グループワーク
・9月06日(火)
 10:15 学生による現地中継による「東北の魅力発信」
 12:00 金華サバの味噌煮(缶詰)を食べながら交流会
 12:30 振り返り

<東北オンラインスタディツアーの問い合わせ先>
 聖学院大学ボランティア活動支援センター 048-780-1705 担当:川田・原

*  *  *  *  *
聖学院大学
【住所】埼玉県上尾市戸崎1-1
【学長】清水 正之(しみず まさゆき)
【設立】1988年設立
【学部・学科】政治経済学部(政治経済学科)、人文学部(欧米文化学科/日本文化学科/児童学科)、
 心理福祉学部(心理福祉学科)の3学部5学科を設置
 *2023年4月より「児童学科」は「子ども教育学科」に名称変更予定。
【学生数】2,294名(2022年5月1日付)
【ホームページ】 https://www.seigakuin.jp

▼本件に関する問い合わせ先

入試・広報課

松崎、平田

住所

: 埼玉県上尾市戸崎1-1

TEL

: 048-780-1707

FAX

: 048-725-6891

E-mail

pr@seigakuin-univ.ac.jp

20220809press01_1280.jpg リーダー学生による現地下見と打合せ(大川震災伝承館)

20220809press02_1280.png 春のオンラインスタディツアーの様子(学生による防災グッズ紹介)

20220809press03.png ※学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入、SDGs を目指した活動を行っています。