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法政大学と横浜創英中学・高等学校が高大連携に関する協定を締結 ~課題解決型フィールドワークの授業に高校生が参加~

大学ニュース  /  高大連携

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法政大学(総長:廣瀬克哉)と横浜創英中学・高等学校(校長:工藤勇一)は、11月2日に高大連携に関する協定を締結しました。今後、本協定に基づきさまざまな連携事業を実施していきます。

 本学は「理想に向かって主体的かつ能動的に活躍する、自由を生き抜く市民を輩出する大学として、世界における市民教育の拠点となる」というビジョンのもと、「法政大学憲章」に「自由を生き抜く実践知」を掲げ、教育活動を展開しています。
 横浜創英中学・高等学校も「『考えて行動のできる人』の育成」を建学の精神として掲げ、意欲的なカリキュラム改革により、生徒が高校での学びにとどまらない、主体的で深い学びの実現に向けた取り組みを実践している学校です。
 大学憲章や建学の精神に謳う両校の教育方針や人材育成に関する考え方は共有できるものであり、これらを実践するための取り組みを具体化するために、このたび協定を締結し、高大連携事業を推進していくこととしました。
 両校ではすでに連携プログラムを一部実施していますが、今後より一層の交流・連携の推進を図りながら両校の教育を活性化していきます。

【本件のポイント】
・法政大学は、正課教育プログラム・正課外教育プログラムを問わず、「自由を生き抜く実践知」を涵養する各種教育プログラムを横浜創英中学・高等学校の生徒に提供する。
・横浜創英中学・高等学校が実施する各種プログラムや講座に法政大学の教員を派遣する。
・横浜創英中学・高等学校は、法政大学の学生を教育実習生として受け入れる。
・法政大学と横浜創英中学・高等学校は連携事業実施に際し、連絡・調整を行うために連絡会議を設置し、連携事業内容の検証・拡充の検討を行うために定期的にこれを開催する。

<これまでの取り組み>
◆大学授業への参加
 大学の学びにふれることを目的に法政大学が開講している「課題解決型フィールドワーク」の正課授業に横浜創英中学・高等学校の生徒が参加しました。
 「課題解決型フィールドワーク」は正課授業で、SDGsなど喫緊に解決すべき社会の諸課題解決の糸口を模索するフィールドワークの形態を取り入れた全学共通学部横断プログラムです。
 今回、横浜創英中学・高等学校の生徒が参加した授業は、帰宅困難者支援施設運営ゲーム(略称:KUG)を通して行いました。首都圏大規模自然災害が発生した想定で、法政大学の施設で帰宅困難者を受け入れる際に、実際に生じることが予測される事態を学び、帰宅困難者受け入れ施設を見学した後、グループワークによる体験学習を行いました。
 運営には、授業担当者と学内外による招聘講師のほか、学生アシスタントも加え、法政大学の学生と横浜創英中学・高等学校の生徒を交えたグループワークは多様な意見が行き交いました。それぞれの視座による意見を受け入れる大切さも学びつつ、帰宅困難者支援の要点を体験学習しました。

◆社会との繋がり
 法政大学と横浜創英中学・高等学校は、社会との繋がりを強く意識することを目的に、教育・研究活動の取り組み内容をそれぞれの学内のみに留まらず、広報活動として広く周知しています。
 その一環として、廣瀬法政大学総長と工藤横浜創英中学・高等学校長の対談を行い、その様子はHOSEI ONLINE(法政大学×読売新聞)で公開しています。

※HOSEI ONLINEはこちらからご覧頂けます。                  
 https://yab.yomiuri.co.jp/adv/hosei/opinion/post_125.php      

 法政大学は、今後も引き続き、高大連携事業の強化・拡充をしていきます。

▼本件に関する問い合わせ先

法政大学総長室付教学企画室

TEL

: 03-3264-9930

E-mail

kyogaku@hosei.ac.jp