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聖学院大学 「SEIG Fashion Revolution 2022~好きなこと×SDGs~」イベントレポート、動画(古着ファッションショー)を公開

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聖学院大学(埼玉県上尾市/学長:清水正之)は、2022年11月16日にSDGsの視点から衣服の大量消費社会を考えるイベントとして「SEIG Fashion Revolution 2022~好きなこと×SDGs~」を開催し、今回そのイベントの様子と動画を公開しました。
イベントでは大量消費について取材してきた新聞記者や衣服の再生に取り組む企業の方の講演に加え、学生が企画・運営した古着のファッションショーなどを実施しました。古着のファッションショーには青山学院大学や関東学院大学の学生団体やゼミも参加し、イベントを盛り上げました。

イベントの動画・レポートはこちら
<イベント報告レポート>
https://www.seigakuin.jp/news/ssc/20221116/
<動画 公開講演「大量廃棄社会の、その先へ」、企業の取り組み>
https://youtu.be/J-eVYyccVMI
<動画 古着ファッションショー>
https://youtu.be/LNEiCmmctME


◆「SEIG Fashion Revolution 2022~好きなこと×SDGs~」について
 2022年に開設された「聖学院大学サステイナビリティ推進センター(SSC)」の開設記念イベントとして、ファッション産業の「大量廃棄」の問題に注目。公開講演会や古着を活用したファッションショー、古着のリメイクに挑戦するワークショップを実施し、古着のリサイクル会場も設置した。
 公開講演会の前半では大量廃棄について報じている朝日新聞の仲村和代氏に講演いただき、後半では企業の取り組みとして豊島株式会社の八木修介氏からサステイナビリティに関する取り組みについてお話しいただいた。


◆学生が運営に携わった古着ファッションショーと裂織ワークショップ
 SDGsについて身近なことから行動する聖学院大学の学生団体「Petite Arche」とSSCが協力し、古着を用いたファッションショーをチャペルで開催。企画の運営から当日の設営に至るまでを学生とSSCが業者と相談しながら決定。
 ファッションショーには関東学院大学の石坂貴美ゼミ、青山学院大学のSDGsを促進する学生団体「SANDS」の学生も招待。各大学の学生が、回収した古着によるコーディネートをまとってランウェイを歩いてイベントを盛り上げた。
 Petite Archeが一から企画した裂織ワークショップでは、古着を細く紐状に裂いたものを織り込む、江戸時代から伝わる裂織という手法を使ってコースターづくりを行い、古着のリメイクにも挑戦した。
 古着として回収された服が再びさまざまな形でスポットライトを浴びる機会を多く作ることができた1日となった。


◆企画に携わった学生の声
 聖学院大学 学生ボランティア団体 Petite Archeです。「好きなこと×SDGs」をキーワードに、学生目線でSDGsに取り組んでいます。
 プチ・アルシュはフランス語で『小さな方舟』を意味しています。初めは少人数で始まった私たちですが、少人数でも、ノアの方舟のように、SDGsの「誰一人取り残さない」という基本理念を達成したいという願いを込めて名付けました。
 2022年度は食べることや洋服などのファッションが好きなメンバーが多かったため、「食べること×SDGs」と「ファッション×SDGs」の2つを考えて活動してきました。どちらもSDGsのGoal 12「つくる責任、つかう責任」と関連させて活動をしました。
 今年度は7月の下旬からキャンパス内で古着の回収を行い、昨年度と合わせて、360着ほど集まりました。その中からコーデを組み、Petite Archeだけでなく、青山学院大学学生団体SANDSさんと関東学院大学石坂ゼミさんと一緒に3団体で開催しました。
 誰かが着なくなった洋服も、たくさん集めてコーデを組み直せば、ファッションの可能性は無限大に広がります。古着が流行っている今、身近な着なくなった洋服たちをもう一度見直して、新たな可能性を見出すことができたら良いなと思っています。今後は不要になった衣服をリメイクして付加価値を付ける『アップサイクル』にも挑戦してみたいです。


◆イベント概要
【日時】2022年11月16日(水)10:30~14:30
【会場】聖学院大学チャペル(埼玉県上尾市戸崎1-1)
【イベントHP】 https://www.seigakuin.jp/events/20221116ssc/
【プログラム】10:30~12:00 公開講演会 「大量廃棄社会の、その先へ」
講演者:仲村和代氏 朝日新聞社デジタル機動報道部次長
 12:20~12:50 古着ファッションショー
 13:00~14:30 古着リサイクル


キーワード:SDGs、学生団体、大量廃棄社会、ファッション、サステイナブル、講演会


≪聖学院大学 概要≫
【住所】埼玉県上尾市戸崎1-1
【学長】清水 正之(しみず まさゆき)
【設立】1988年設立
【学部・学科】政治経済学部(政治経済学科)、人文学部(欧米文化学科/日本文化学科/児童学科)、
 心理福祉学部(心理福祉学科)の3学部5学科を設置
*2023年4月より「児童学科」は「子ども教育学科」に名称変更予定。
【学生数】2,294名(2022年5月1日付)
【ホームページ】 https://www.seigakuin.jp/

▼本件に関する問い合わせ先

入試・広報課

松崎、平田

住所

: 埼玉県上尾市戸崎1-1

TEL

: 048-780-1707

FAX

: 048-725-6891

E-mail

pr@seigakuin-univ.ac.jp

DSC00943.jpg 古着ファッションショーで古着をまといランウェイを歩く学生

DSC01220.JPG ファッションショー集合写真

DSC00381.JPG 中村和代氏による講演

DSC00746.JPG 豊島株式会社 八木修介氏による講演

DSC01474.JPG 古着リサイクル会場

DSC01751.JPG 裂織で作るコースター

DSC01784.JPG 裂織ワークショップの様子