聖学院中学校・高等学校

生徒たちが社会課題に向き合う -- 聖学院中高のタイ研修旅行報告書『この小さき者に』が発行されます

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聖学院中学校・高等学校(東京都北区、校長:伊藤大輔)は、昨年(2022年12月)3年振りに実施されたタイ研修旅行にて、生徒たちが社会課題に真摯に向き合い、異文化交流を通じて得た洞察をまとめたタイ研修旅行報告書『この小さき者に』を、今年の9月に発行いたします。

 このレポート集は、聖学院中高の生徒たちがタイ研修旅行で経験した実践と学びを綴ったものです。我々の使命である教育の一環として、生徒たちはタイの山岳民族の社会課題に向き合い、その解決策を模索する過程で、個人的な成長と共に社会への貢献の重要性を学んできました。コミュニティ形成、国境周辺地の教育、無国籍者の就業、ビジネスによる支援の可能性など、生徒たちが研修旅行中に肌で感じてきた課題をレポートとエッセイにまとめました。紀行文には国境線上で眺めた風景、山岳民の児童生徒たちとの交流が生徒目線で綴られています。

◎タイ研修旅行報告書『この小さき者に』掲載内容
【講演録】
 中野穂積氏 『循環する農業・学習する村、そして生き物も人もすべてが生きて生かされる社会』
 アリヤ・ラッタナウィチャイクン氏 『受け取ったチャンスを広げて与える』
 戸邉治朗先生 『国境線を触りに行こう』
【生徒レポート】
 『タイの貧困問題へのビジネスによる経済支援と研修での学び』
 『老後のタイ移住を両親に勧められるか』
 『どうして無国籍者が生まれるのか』 他
【生徒・教員エッセイ】
 『私は幸せな時間を誰と共につくるのだろう』
 『遠い存在を身近に』 他
【紀行文】
 『地図の線を足でなぞる』 メーサイ、ゴールデントライアングル
 『Dilemma』 アブアリプロジェクト
 『最高の青春』 メーコックファーム 他

 その他、生徒・教員エッセイや研修のドライビングクエスチョン「私の願うべき願いとは何か?」に対しての全生徒の回答をタイ語訳つきで掲載しています。
 一般の皆様には、11/2・3の聖学院中高記念祭にて、この書籍を販売します。
 聖学院中高の生徒たちの成長と努力が詰まった 『この小さき者に』 をお手に取り、ご覧いただきますようお願いします。
 書籍の販売収益はタイ、チェンライのメーコック財団、アブアリ財団、ルンアルン(暁)プロジェクトへ寄付されます。

・聖学院中高の海外研修についてはこちらを参照ください → https://www.seigakuin.ed.jp/global/abroad/
・関連するプレスリリース → https://www.u-presscenter.jp/article/post-49600.html
『12/19より、聖学院中高が3年振りにタイ研修旅行を実施 「私が願うべき願いとは何か?」をドライビング・クエスチョンに』 2022.12.6配信

▼本件に関する問い合わせ先

学校法人聖学院 広報センター

萩野

TEL

: 03-3917-8530

E-mail

pr_h@seigakuin-univ.ac.jp

この小さき者に.jpeg タイ研修旅行報告書『この小さき者に』表紙

タイ研修旅行.jpeg タイの現地校(PRC)の生徒たちと交流

タイ研修旅行2.jpeg タイ、メーコック財団の子どもたちと交流

スクリーンショット 2022-11-25 11.55.42.png ※学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入、SDGsをめざした活動を行っています