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中央大学商学部生が森林循環と地域活性化を目指して山梨県丹波山村のヒノキを使用したお香を村内の林業会社と共同で開発 ― 狼伝承を表現した商品名とパッケージデザインで村の魅力を表現 ―

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中央大学商学部の学生が、山梨県丹波山村の森林資源を有効に活用して村の経済活性化やブランディングに貢献することを目的に、同村のヒノキを使用したお香「狼煙―NOROSHI―」を、村内で林業を営んでいる株式会社TreeLumberと共同で開発しました。商品は檜原丹波山物産展のECサイト等で11月19日から販売しています。商品名とパッケージデザインには同村に伝わる狼の伝承が込められており、お香を通じて村の魅力を表現しています。製品を生産することで、森林資源の有効活用や地域振興、持続可能な活動を目指しています。

■商品概要
・商品名:狼煙ーNOROSHIー
・内容:ヒノキの香りがするお香/インセンスサイズ:8cm/1箱40本入り
・販売価格:1,120円(税込)
・販売時期:2023年11月19日(日)~
     ※今回の販売分は在庫がなくなり次第終了となりますが、継続して販売を予定しております。
      詳細は下記、檜原丹波山物産展のサイトをご確認ください。
・販売場所:ECサイトでの販売(檜原丹波山物産展: https://shop.secsep-chuo-u.com/ )
      多摩地域を中心に不定期でのイベント出店

■プロジェクト発足の背景
 本プロジェクトは中央大学商学部が開講する「ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム」の受講生による活動の一環で、丹波山村の豊かな森林資源を活かし村の経済活性化やブランディングを目指して始まりました。新型コロナウイルスの影響で多くの方が自宅で過ごす時間が増えたのに伴い、生活空間における香りに対しての関心も高まりました。そこで、村内で林業を営んでいる株式会社TreeLumberご提供のもと、豊かな香りを持つ同村の天然ヒノキを活用したお香を企画しました。

■お香「狼煙―NOROSHI―」に込められた思い
 丹波山村では昔、狼が村の畑を鹿や猪から守っていたことから、狼が村のシンボルとして愛されてきました。商品名とパッケージデザインはこの狼の伝承を表現しており、インセンスには丹波山の森で育ったヒノキを使用し、ウッディ調のやさしい香りに仕上げました。このお香を通じて丹波山村の魅力を広く知ってもらいたい、という思いを込めて制作しました。

■「ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム」
 本プログラムでは、地域連携型PBL※によりSDGsを実践するビジネス人材を育成することを目標としており、2019年度より檜原村・小菅村・丹波山村の各村に中央大学商学部のサテライトオフィスを設置。遠隔で授業や会議を実施することが可能で、自治体や地元NPO法人との緊密な協力体制のもとプログラムを進めます。今回のプロジェクトは、同科目を受講している学生4人が立ち上げたものです。 ※PBL:Project Based Learning

■商学部「プログラム科目」
 中央大学商学部では、「ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム」以外にも、2019年度から将来のキャリア形成に直結する実践的な学修ができる計5種類の「プログラム科目」を設置しております。これらのプログラムでは、中地域社会が解決すべき課題を適切に特定し、関連する情報を収集し、効果的なビジネス・ソリューションを考案するとともに、課題解決の実現に向けたイノベーションに挑戦します。
<その他4種類のプログラム科目>
・スポーツ・ビジネス・プログラム
・グローバル・プロフェッショナル・プログラム
・アカウンタント・プログラム
・ファイナンシャル・スペシャリスト・プログラム
(詳細) https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/point/program/

<本件に関するお問い合わせ>    
 中央大学商学部                 
  E-mail:c-gk-grp[アット]g.chuo-u.ac.jp  
<取材に関するお問い合わせ>
 中央大学広報室
  E-mail:kk-grp[アット]g.chuo-u.ac.jp

※[アット]を【@】に変換して送信してください。

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