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実践女子大学（東京都日野市、学長：難波雅紀）と実践女子学園中学校高等学校（東京都渋谷区、校長：湯浅茂雄、略称：実践女子学園中高）は12月11日（月）、東京都渋谷区の本学渋谷キャンパスで、芝浦工業大学（東京都江東区、学長：山田純）とそれぞれ連携協力についての協定を締結しました。国内有数の理系大学として知られる芝浦工業大学とそれぞれ協力関係を築き、大学は「文理融合」の教育・研究環境の実現、中高は理系教育の格段の強化などを目指します。本学が他大学と連携協力協定を結ぶのは、4大学の連携協定を含めると、通算６大学目。実践女子学園中高が、大学と連携協定を結ぶのは初めてです。
■連携協力協定の内容
協定は、それぞれ相互の人的・知的資源の交流を通じて、学生・生徒の教育活動の活性化や人材育成を目標に掲げました。
【実践女子大学×芝浦工業大学】
このうち、大学間の連携協力は学生や教職員の交流、施設設備の相互利用のほか、国際交流も重点として打ち出しました。芝浦工業大学は理工系単科大学でありながらスーパーグローバル大学（※）に認定されるほどグローバル事業も充実しており、実践女子大学が教育目標に掲げる「社会を改革し未来を切り開いていくグローバル人材の育成」とシナジー効果が期待されます。
（※）スーパーグローバル大学 国際化を徹底して進める大学を文部科学省がスーパーグローバル大学として採択。世界レベルの教育研究を行う大学「タイプA（トップ型）」と、日本社会のグローバル化を牽引する大学「タイプB（グローバル化牽引型）」があり、芝浦工業大学は2014年にタイプBに採択されました。
(1)学生の教育・研究に関すること
(2)学術研究に関すること
(3)リカレント教育に関すること
(4)産学連携及び社会貢献事業の実施に関する事項
(5)国際交流に関すること
(6)学生の交流に関すること
(7)教職員の交流に関すること
(8)施設設備の相互利用に関すること
(9)その他両者が協議して必要と認める事項
【実践女子学園中高×芝浦工業大学】
また中高と大学の連携協力では、芝浦工業大学教員の中高生に対する探究活動の支援、出前授業の実施が盛り込まれました。実践女子学園中学校は近年、理系志望の女子生徒の割合が年々増加しており、芝浦工業大学は理数系教育の充実強化に欠かせない連携パートナーとして期待されています。
(1)探究活動支援の連携
(2)研修の連携
(3)カリキュラム・教材開発の連携
(4)本学園中高に所属する生徒に対する、芝浦工業大学に所属する教員による出張授業
(5)前各号に掲げるもののほか、第1条の目的を達成するために必要な教育連携
■締結式
締結式は、12月11日（月）16：20から16：４0まで、本学渋谷キャンパスで行われました。実践女子大学の難波雅紀学長と実践女子学園中学校高校の湯浅茂雄校長が、それぞれ芝浦工業大学の山田純学長と協定書を取り交わしました。
■挨拶のポイント
▼難波雅紀 実践女子大学学長
・「社会を改革し未来を切り開いていくグローバル人材の育成」を本学は教育目標に掲げており、現代のグローバル化時代で学生が社会に貢献していくためには、「課題解決力や異文化に対する理解」などの「AIに代替できない能力・態度」を身に付ける教育が重要。
・国内トップクラスの理工系単科大学であり、ＳＧＵ校でもある芝浦工業大学との連携は、本学にとり非常に大きな意義がある。
・今後、「文理横断的な論理的な思考力」を学生が身に付けること、グローバル化推進などにおける多様な連携を念頭に置いて、本学単独では提供できない新たな側面の価値提供の拡大を図りたい。
▼湯浅茂雄 実践女子学園中高校長
・芝浦工業大学との連携に関する協定は、本校にとり、とても大きな意味を持つ。
・本校で理系希望の生徒の割合が増えており、このことは本校の中学入学時の偏差値が、4年前に比較して10ポイント以上上昇していることも影響している。理数系教育を強化する途上にある本校にとり、芝浦工業大学との連携は願ってもないことだ。
・今夏、芝浦工業大学の「女子高校生対象サマーインターンシップ」に、高2の理系希望の生徒が参加し、研究室に伺わせていただいた。定員を大きく上回る希望者があった。
▼山田純 芝浦工業大学学長
・「社会に学び社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神に掲げて、実践型技術者の育成に取り組んできた。理工系分野の女性が極端に少ないという昨今の社会課題に取り組むことは、建学の精神の実践と考えている。
・本学は、2013年10月に男女共同参画推進室を設置し、女性教員と女子学生の拡充に努めてきた。この結果、女性教員の比率は10年前の約2倍の20％に、女子学生の比率も、約1.5倍の20％に増えており、今回の実践女子大学と実践女子学園中高との連携協定が相乗効果をもたらし、多くの女性理工系人材を輩出することを期待する。
〔参考資料〕
■実践女子大学と他大学の連携協定締結
・2017年12月 渋谷区内4大学（青山学院大学、國學院大學、実践女子大学、聖心女子大学）の間で包括協定締結
・2022年12月 学校法人実践女子学園と学校法人武庫川学院で連携協定締結。それぞれ実践女子大学、武庫川女子大学を連携対象に含む。
・2022年12月 実践女子大学と京都女子大学で包括連携協定。単一大学の連携先は初めて
■学園の概要
▼学校法人 実践女子学園
・1899年（明治32年）5月 創立者・下田歌子、本学園の前身である実践女学校と女子工芸学校を麹町区元園町（現在の千代田区麹町）に創設。
・実践女子大学（大学院と４学部*）、実践女子大学短期大学部（２学科）、実践女子学園中学校高等学校 *2024年4月 国際学部設置
・大学学部の学生数は、4,172人（2023年5月1日現在）
・中高生徒数は、1,415人（2023年4月1日現在）
（参照）
https://www.jissen.ac.jp/about/data/index.html
https://hs.jissen.ac.jp/about/data/index.html
▼芝浦工業大学
・1949年（昭和24年）4月
・大学院理工学研究科と工学部、システム理工学部、デザイン工学部、建築学部
・理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と､多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。東京都（豊洲）と埼玉県（大宮）に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行し、従来の教育の在り方を根本から変えていきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育･研究･社会貢献に取り組んでいます。
・大学院と大学学部の学生数は、9,467人（2023年5月1日現在）
（参照）
https://www.shibaura-it.ac.jp/
協定は、それぞれ相互の人的・知的資源の交流を通じて、学生・生徒の教育活動の活性化や人材育成を目標に掲げました。
【実践女子大学×芝浦工業大学】
このうち、大学間の連携協力は学生や教職員の交流、施設設備の相互利用のほか、国際交流も重点として打ち出しました。芝浦工業大学は理工系単科大学でありながらスーパーグローバル大学（※）に認定されるほどグローバル事業も充実しており、実践女子大学が教育目標に掲げる「社会を改革し未来を切り開いていくグローバル人材の育成」とシナジー効果が期待されます。
（※）スーパーグローバル大学 国際化を徹底して進める大学を文部科学省がスーパーグローバル大学として採択。世界レベルの教育研究を行う大学「タイプA（トップ型）」と、日本社会のグローバル化を牽引する大学「タイプB（グローバル化牽引型）」があり、芝浦工業大学は2014年にタイプBに採択されました。
(1)学生の教育・研究に関すること
(2)学術研究に関すること
(3)リカレント教育に関すること
(4)産学連携及び社会貢献事業の実施に関する事項
(5)国際交流に関すること
(6)学生の交流に関すること
(7)教職員の交流に関すること
(8)施設設備の相互利用に関すること
(9)その他両者が協議して必要と認める事項
【実践女子学園中高×芝浦工業大学】
また中高と大学の連携協力では、芝浦工業大学教員の中高生に対する探究活動の支援、出前授業の実施が盛り込まれました。実践女子学園中学校は近年、理系志望の女子生徒の割合が年々増加しており、芝浦工業大学は理数系教育の充実強化に欠かせない連携パートナーとして期待されています。
(1)探究活動支援の連携
(2)研修の連携
(3)カリキュラム・教材開発の連携
(4)本学園中高に所属する生徒に対する、芝浦工業大学に所属する教員による出張授業
(5)前各号に掲げるもののほか、第1条の目的を達成するために必要な教育連携
■締結式
締結式は、12月11日（月）16：20から16：４0まで、本学渋谷キャンパスで行われました。実践女子大学の難波雅紀学長と実践女子学園中学校高校の湯浅茂雄校長が、それぞれ芝浦工業大学の山田純学長と協定書を取り交わしました。
■挨拶のポイント
▼難波雅紀 実践女子大学学長
・「社会を改革し未来を切り開いていくグローバル人材の育成」を本学は教育目標に掲げており、現代のグローバル化時代で学生が社会に貢献していくためには、「課題解決力や異文化に対する理解」などの「AIに代替できない能力・態度」を身に付ける教育が重要。
・国内トップクラスの理工系単科大学であり、ＳＧＵ校でもある芝浦工業大学との連携は、本学にとり非常に大きな意義がある。
・今後、「文理横断的な論理的な思考力」を学生が身に付けること、グローバル化推進などにおける多様な連携を念頭に置いて、本学単独では提供できない新たな側面の価値提供の拡大を図りたい。
▼湯浅茂雄 実践女子学園中高校長
・芝浦工業大学との連携に関する協定は、本校にとり、とても大きな意味を持つ。
・本校で理系希望の生徒の割合が増えており、このことは本校の中学入学時の偏差値が、4年前に比較して10ポイント以上上昇していることも影響している。理数系教育を強化する途上にある本校にとり、芝浦工業大学との連携は願ってもないことだ。
・今夏、芝浦工業大学の「女子高校生対象サマーインターンシップ」に、高2の理系希望の生徒が参加し、研究室に伺わせていただいた。定員を大きく上回る希望者があった。
▼山田純 芝浦工業大学学長
・「社会に学び社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神に掲げて、実践型技術者の育成に取り組んできた。理工系分野の女性が極端に少ないという昨今の社会課題に取り組むことは、建学の精神の実践と考えている。
・本学は、2013年10月に男女共同参画推進室を設置し、女性教員と女子学生の拡充に努めてきた。この結果、女性教員の比率は10年前の約2倍の20％に、女子学生の比率も、約1.5倍の20％に増えており、今回の実践女子大学と実践女子学園中高との連携協定が相乗効果をもたらし、多くの女性理工系人材を輩出することを期待する。
〔参考資料〕
■実践女子大学と他大学の連携協定締結
・2017年12月 渋谷区内4大学（青山学院大学、國學院大學、実践女子大学、聖心女子大学）の間で包括協定締結
・2022年12月 学校法人実践女子学園と学校法人武庫川学院で連携協定締結。それぞれ実践女子大学、武庫川女子大学を連携対象に含む。
・2022年12月 実践女子大学と京都女子大学で包括連携協定。単一大学の連携先は初めて
■学園の概要
▼学校法人 実践女子学園
・1899年（明治32年）5月 創立者・下田歌子、本学園の前身である実践女学校と女子工芸学校を麹町区元園町（現在の千代田区麹町）に創設。
・実践女子大学（大学院と４学部*）、実践女子大学短期大学部（２学科）、実践女子学園中学校高等学校 *2024年4月 国際学部設置
・大学学部の学生数は、4,172人（2023年5月1日現在）
・中高生徒数は、1,415人（2023年4月1日現在）
（参照）
https://www.jissen.ac.jp/about/data/index.html
https://hs.jissen.ac.jp/about/data/index.html
▼芝浦工業大学
・1949年（昭和24年）4月
・大学院理工学研究科と工学部、システム理工学部、デザイン工学部、建築学部
・理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と､多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。東京都（豊洲）と埼玉県（大宮）に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行し、従来の教育の在り方を根本から変えていきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育･研究･社会貢献に取り組んでいます。
・大学院と大学学部の学生数は、9,467人（2023年5月1日現在）
（参照）
https://www.shibaura-it.ac.jp/
▼本件に関する問い合わせ先 |
|
学校法人実践女子学園 | |
経営企画部 広報課 | |
住所 | ： 〒150-8538 東京都渋谷区東1-1-49 |
TEL | ： 03-6450-6837 |
山田・芝浦工大学長（左）と難波・実践女子大学長
山田・芝浦工大学長（左）と湯浅・実践女子学園中高校長
大学・学校情報 |
|---|
| 大学・学校名 実践女子大学 |
|
| URL https://www.jissen.ac.jp/ |
| 住所 【日野キャンパス】 東京都日野市大坂上4-1-1 【渋谷キャンパス】 東京都渋谷区東1-1-49 |
| 実践女子大学は女性の社会的自立を目指し、明治32年（1899）に創立。「品格高雅にして自立自営しうる女性」を育成します。 【日野キャンパス】 生活科学部（食生活科学科・生活環境学科・生活文化学科・現代生活学科） 【渋谷キャンパス】 文学部（国文学科・英文学科・美学美術史学科） 人間社会学部（人間社会学科・ビジネス社会学科・社会デザイン学科） 国際学部（国際学科） 短期大学部（日本語コミュニケーション学科・英語コミュニケーション学科） |
| 学長（学校長） 難波雅紀 |
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